- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480804204
感想・レビュー・書評
-
独身女性(妙齢)、仕事あり、彼氏あり、
…そして腐女子!
仕事にプライベートに趣味に色々頑張って悩んでの
よくある働く女性モノの展開なんだけど
あいだに腐女子やら、ちょっとミステリーやら入ってて、
他のとは一味違う感じ。
しをんさん独特の暗さも男性目線的な暴力や性描写もなく、
登場人物もほんわかして、会話も軽快で
最後まで楽しく読めました。
読み終わってからは、文章を書く時に、
もっといい文章書きたいな〜と思いました。
そんなお話でも、あります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
腐女子であることを隠していたOLが左遷された。配属された部署は社史編纂室。そこで彼女が腐女子であることがバレてしまい、調子に乗った上司が社史を同人誌としてコミマで販売しようと小説を書き始めた。止まらない上司の暴走、社史を調べるに連れて現れる不穏な陰に戸惑う主人公であったが・・・。コメディーです。
-
BLが苦手なので最初若干引き気味で読んでいたが、話はとても面白かった。会社特製原稿用紙に隠された謎や課長の正体などなど、様々な謎が散りばめられていて、飽きることなく一気に読んだ。
-
すでに三浦さんの作品を幾つか読んでいるためとは思うが、他の作品と比べると、のめり込むほどの面白味は無かったかな、という印象。
会社の中で閑職扱いの社史編集を題材にした物語。十分に面白いのですが、パンチ力と言う意味で「風が強く吹いている」や「舟を編む」に感じたようなものが一歩足りなかった。「日常的に有り得そう」な世界設定に感じたからだろうか。期待が厳しすぎるのかもしれませんが。 -
なんか、しっちゃかめっちゃかだと思ったけど、結構、言いたいことが言えているお話。この人の作品は、面白い。
-
タイトルからもっと硬派な話かと思ったが違った。うむむ...何と言うか、薄い。
元専務側がもっと大きな妨害を仕掛けて、一致団結してその壁を崩す!みたいな展開を期待したのに、尻すぼみ。周りの人達の存在も都合が良すぎじゃないかい?
初期の作品かと思ったけど、そうでもない。会話のノリや言葉を楽しむには良い軽さなのかな。
無名の新人作家には許されない、作者が趣味を織り交ぜで楽しんで作った作品なんだろうという結論。 -
ミステリーな部分もあり、先が気になって一気に読んでしまった。全ての登場人物が良い味出していて、面白く絡み合う。後味もなかなか良い! 小説を書きたくなるかも⁉
-
働く腐女子が会社の社史をつくる話。出てくる人が面白い。
2013/1/8