絶叫委員会

著者 :
  • 筑摩書房
3.86
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本棚登録 : 1788
感想 : 314
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480815095

感想・レビュー・書評

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  • 抱腹絶叫。クスクスもあれば絶倒もする。穂村さんのエッセイを読むたびに、発する言葉も聞く言葉も大事にしようと思う。そうすると人生が楽しくなる、面白さが増す。穂村さんのOSとは12年差で私のほうが古い。でも同じ昭和。昭和の短縮形の地雷に気をつけたほうがいいのは同じだ。

  • 何度も読んでいるけれどそのたびに笑ってしまう。肩に力が入り過ぎているときに読んで、ひとしきり笑った後、スッキリしてから仕事に取り掛かる。自分にとって一種の清涼剤のような本。

  •  何か…おもしろいっぽいなって思って読み始めたけど、いや確かにおもしろいような感じはするんだけど、笑うまでには至らない。
     というか、笑っていいのかどうかも分からない感じ。
     もしかしたらすごく真面目に言葉について考えていて、笑ったらいけなかったのかも。

     まぁはっきり言うと、この作者の方が何が言いたいのか全然分かんなかった。

  •  私なら聞き流してしまったり、すぐに忘れてしまいそうな一言。そんな一言から想像を膨らませたり考察を加えたりする穂村さんの脳内を覗くことができる一冊。掴みどころがありそうななさそうな、世俗的なようなそうでないような…そんな穂村さんはとても魅力的だな人だと思う。

  • これ、面白い!って思うのと、
    ん?って思うのの半々

  • 思わず口から出てしまった言葉の偶然によるパワー。歌人の穂村弘が方々で拾った言葉を解説する。個人的に秀逸であったのは「でも、さっきそうおっしゃったじゃねえか!!!」全くころころ言うことが変わる取引先や上司に対し思わずそう言ってしまう気持ち、痛いほど判ります。

  • ダ・ヴィンチ プラチナ本 2010年8月号
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    ★2.5
    穂村さん、結構好きだけど、いまいちだったなぁ。
    内容によっては面白いのもあったけど。全く面白くなかったり。

  • 言葉への感性を磨こうと思わせてくれた、大事な一冊。本好きな友人ができたらまず薦める一冊。本が好きな人は、言葉が好きだから、この本で表される穂村さんの言葉への執着と愛に共感してもらえると思って。

  • おかしい。だってこれ、読んだことある。

  • こんなに世の中に気を配って生活していて疲れないのかなぁ、と思う。まぁ、疲れるだろうな。そのための菓子パンなのかもしれないね。
    穂村さんの本は、暮らしの手帖的な可愛かった楽しかった、だけじゃなく、怖かった嫌だった、もあるところが好き。
    「でも、さっきそうおっしゃったじゃねぇか!」が秀逸。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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