空耳の森 (ミステリ・フロンティア)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 433
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017743

感想・レビュー・書評

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  • 2013.12月末 市立図書館

    短編集だったので、続編ではないと思って読み始めたけど、実は続編だった。
    いろんなところでつながっていた。
    それに気づいたときは、震えた。ああ、すごい。
    前作も読み返したくなった。

  • 短編集。前情報なしに読んだためこれも七海学園シリーズだとは気が付かなかった。短篇一つ一つに驚き、一冊の中でのつながりに驚き、前二作とのつながりに驚かされると三度おいしい。前作と続けて再読したい。

  • 面白かった。一番最後の話は、えっ⁉︎結局何があったのよ‼︎というモヤモヤ感はあったけど。
    まだ作品数が少ないのが残念。すぐ読み尽くしちゃうよ…。

  • これは前2作読んでないと駄目ですね。
    前2作既読の自分は、所々であれ?とかおお!と感じながら読み進めました。
    個々のエピソードの欠片が最終話で鮮やかに繋がりを見せ、様相をがらりと変える技巧は本当にお見事。
    あのオーナーの正体には驚かされました。
    明かされた真相は彼女に更なる重荷を抱えさせるものですが、彼女に"あのひと"という心の支えがあって良かったと改めて思う。
    幼い頃から見守り続けた"彼"も。
    最終話ラストの手旗信号のくだりは、私も彼等と共に走り出したいような気持ちになりました。読めて良かった。

  • 本作品は連作集ですが、この作家さんらしく、凝った内容でした。
    前作品も凝っていて驚かされましたが、やりきれなさが残ったのに比べると、
    本作は全体的に希望を感じ、清々しい印象を持ちました。

    是非、同シリーズの作品を読みたいですね。
    今後も要チェックの作家さんです。

  • [2013.12.05]

  • 『七つの海を照らす星』、『アルバトロスは羽ばたかない』の一応続編に当たる。短編。色々な先の読みにくい展開の話が続く。前の作品ほど読んでいて苦痛にはならなかったけど、少しさびしかったり悲しかったり。番外編みたいな位置づけか。しかし、前作を読んだらなお良い。

  • 短編集。しかし読み続けていたら最後で話しが繋がってて驚いた…が、これシリーズ物…?前2作も読みたい。
    わりと暗めな話し多し。

  • これはあれ?前作二作を読んでいた方が
    楽しめたのでしょうか?しまった…
    七海学園とは別物だと思ってたから
    読み返さなかったのに…

    連作だと知らなかったので「さよならシンデレラ」の後
    「桜前線」でリコとカイエが出てきた時は
    おっ!と嬉しくなった。
    ちょっと後味の悪い話が続いたので
    ちょっと後味良い話になるのかな、と期待したら
    やっぱり後味悪かった…というか全体に後味が悪い…

    連作だと分かるまではなんだかわかりにくいな…と
    ちょっと苛々したけど連作で展開が分かり始めると
    パタパタとひっくり返すように面白くなる。
    ただ、伏線が多すぎて理解できてない気が…
    こういう全てが繋がる話は好きなので面白かった。
    やっぱり前作二作も読もう…

  • 前半の話は最後にひねりが効いていておもしろかったが後半は過去の作品の続きかな

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