ナイフをひねれば (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 1493
感想 : 113
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488265144

感想・レビュー・書評

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  • 今回は登場人物も多いし情報も多くて大変

  • 今回はホロヴィッツが容疑者になる設定でドキドキ。
    グランショー警部の胸糞が過去一悪い。笑

  • 安定の面白さ。
    今回はホロヴィッツが殺人の容疑をかけられ、ホーソーンを頼るというもの。
    複雑すぎずわかりやすいし、ホロヴィッツが逮捕されるかもしれないという緊迫感もあり面白かった。

    義理の兄ローランドと対面したり、謎の男モートンが切り回しているらしい組織など、ホーソーンについても少しずつ明かされてきていて今後の展開も気になる。

  • ホーソーン&ホロヴィッツシリーズの最新刊。
    今回はいつにも増して不運なアンソニー(トニー)が殺人容疑でされる。そこでホーソーンに助けをもとめる。再逮捕までの限られた時間の中真犯人を見つけられるのか?!

    いつもながらというかいつも通りというか。おもしろかったです。ただこれまではそれなりにひどい目にあって同情もやむなしではあったトニーですが、今回はなんかあんまり同情する気にならなかったな。絶望の誤認逮捕こそ気の毒ではああったけど、なんだかんだ(法を一部犯してまで)助けてくれたホーソーンにもっと感謝してもいいんじゃないかと思ったり。そのわりにホーソーンが隠したいであろうプライベートを、善意で泊めてもらったにもかかわらず、漁ろうとする様はあんまり気持ちのいいものじゃなかったかな。まあシリーズでだんだんとホーソーンの過去を小出しにっていうのがあるからなんだろうけど、もうちょっとやり方ってものがなあ。
    今作は「ホーソーンが頭が切れるけどちょっと嫌な奴でトニーが不運ではあるけど気のいい男」みたいな印象が逆転してるように思いました。

  • 今回は劇作家としてのホロヴィッツが殺人犯として逮捕されという出だし.ホーソーンが活躍するのはいつものことだが,少しずつホーソーンの背景がわかってくるのが楽しみだ

  • ホロヴィッツが書いた脚本による劇を酷評した劇評家が殺され、ホロヴィッツが疑われるハメに。前半では劇団関係の人を中心に描かれ、後半では被害者がそのほかの事案で恨まれていた事実について明らかになる。険悪ムードになっていた友人のホーソーンがなんだかんだ助けになってくれて、仲がいいんだか悪いんだか。とはいえ、ちっちゃな痕跡も推理に組み込む様はさすがだ。

  • 今回はアンソニー・ホロヴィッツが逮捕されてしまう!
    続きの本を書くことを断ったのに、無実を証明して欲しいとホーソーンに頼むあたりが、ホロヴィッツらしい?
    最初はあんまり仲良くなかったのに、結構息があったいいコンビになったなー。
    ホーソーンの秘密もこれから徐々に明らかになるのかな、楽しみ。

  • 僕はこの作者の本の中で、この作品が1番面白かったと思っています。最後の推理する場面はあっという間に読んでしまいました。次回作にも期待しています!

  • このミステリーがすごい!2024
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50336247

  • ホロヴィッツとホーソンのシリーズ。とある殺人事件の容疑者にされてしまうホロヴィッツをホーソーンが相変わらずの癖強推理で解決していきます。演劇関係の話題も多く、好きな人にはそこも魅力的かも(自分はそうでもなかったですが)。最後の、ポワロばりの謎解きショーという王道も最高。ホーソーンのプライベートが垣間見れるのも新鮮。

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著者プロフィール

Anthony Horowitz
イギリスの作家。1979年、冒険小説『Enter Frederick K. Bower』でデビューし、YA(ヤングアダルト)作品「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズ(集英社)がベストセラーとなる。ドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の「シャーロック・ホームズ」シリーズの新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』(KADOKAWA)なども手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』は、日本でも「このミステリーがすごい!」「本屋大賞〈翻訳小説部門〉」の1位に選ばれるなど、史上初の7冠に輝く。続く『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『ヨルガオ殺人事件』(以上、東京創元社)も主要ミステリランキングで首位を取り、4年連続制覇を達成した。


「2022年 『ホロヴィッツ ホラー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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