- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488265144
感想・レビュー・書評
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ミステリの面白さをこれでもかと突きつけられる快感。実はシリーズの先行作を読んでいないのなんて、関係なしの圧倒的な面白さ。
後半どこに連れていくのだろうといぶかしる先の到達点。このための道だったのかと膝を打つ悦び。 -
シリーズの中で1番好きかもしれない!
フィクションとノンフィクションが巧妙に混ざりあっていて惹き込まれる。
伏線回収が鮮やか。最高のフーダニット。
次回作も楽しみ! -
面白く楽しく読めた。殺人事件の被害者がもうありえないくらい意地悪!!だからこんなことに…
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Kindleで読了。どこでても読みやすい。キャラもお馴染み、ホーソーンいいやつじゃん。伏線も気持ち良い。次回作、シリーズも楽しみですね。
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ホーソーンシリーズの第4作。劇場には“怪人”が潜む。キャラクタの人物造形をつかったミスリードが巧み。ミステリを読むよろこび。物語の入れ子構造がうまい。
児童文学出身の著者が物語の力を信じてくれていることも、すごくすきだ。
「物語というのは、そもそも共有するものだろう。そのために物語が存在している、と言ったっていい。それぞれ別の立場にあるわれわれをつないでくれるのが、まさに物語なんだ。そんなふうにして、われわれはお互いを理解しようとする。その理解こそが、わたしの仕事のいちばん大事な部分なんだよ」(p.263) -
シリーズ4作目。
今作はホロヴィッツが脚本を務めた舞台の打ち上げを荒らし、舞台を批評で酷評した人物が殺された。
そしてその容疑者となったのが、ホロヴィッツであり警察に追われることとなる。
少しの時間の猶予を与えられた2人は事件を調査し、過去の出来事などから少しずつ犯人に近づいていく。
解決の場面では小説にするために劇場で犯人を名指しするという意味のある描写にしててカッコよかった。
このシリーズの中で個人的には1番好みかもしれない作品。
ホーソーンの過去が少しずつ明かされていくのもすごく楽しみ!