彼女はたぶん魔法を使う (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
3.26
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本棚登録 : 702
感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488459017

感想・レビュー・書評

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  • 2012年5月。読んですぐ売ってしまったけれど。書き方とかは好きだけれどごく普通のミステリーなのに結局すっきり感がなくて。読みがいがなかった気が。

  • シリーズもので評判が良かったので読んでみたが・・全くの期待外れ。

    そもそも推理小説として推理部分が面白くなかった。結果も「別に」という印象しか抱かず。その時点で期待に応えてくれていないわけだが、加えてなんだが主人公の元警官を好きになれず。なんと言っても無駄口が多すぎて、ちっともかっこ良くない。いい男は無口な中に、痺れるセリフを吐いてもらいたい。大沢在昌や白川道の主人公を見てみよ。この主人公のようにペラペラ喋る上に、いまいち決まっていないセリフが大半だと、辟易としてしまう。シリーズものの主人公を好きになれないのは、読み進めるのを致命的だなな・・というわけでこの作者はもう読まないかも。

  • ★3の評価にしたけど
    細かく言うと★2.5かな。

    ハードボイルド系(?)の話は
    自分に合わないかも
    と、思うようになった本。

  • 昔に出た本だから、携帯電話が登場しない!
    なんか新鮮。

  • うーん、草平のノリと女の人のノリがなんだかな~。男の人が書いてるありがちな設定のような気がしました。あんまり好きじゃないかも、、、。シリーズものみたいなのでもうちょっと読んでみようかと思います。

  • ハードでボイルドな元刑事現フリーライター時々探偵の話。
    面白かったです。
    解説の人が主人公に萌え過ぎててちょっとアレ。

    ハードボイルドというと、ぱっと出てくるのはゴルゴだったりしますが、そういうのでなくても、「ああ、これはハードボイルドだ」と思うものは結構あるものなのですねえ。

    私は別にラストシーンあれで終わってもなんとも思わなかったなあ。
    むしろあれで終わってくれてよかった。
    他人の修羅場とか興味ないもんで。

  •  刑事をやめ、妻と娘とも別居している柚木草平は気ままな一人暮らし。元上司だった吉島冴子と大人な関係を続けながら、仕事をまわしてもらって私立探偵もやっている。今回の以来は女子大生が轢き逃げされたという事件。警察は事故として処理するようだが、被害者の姉がそれに納得していないという。

     この柚木草平が出てくる話はシリーズ化しているようだが、事件自体はそれ程特殊なものでも引き込まれるものでもないので、このキャラクターを好きになれるか否かで物語の評価がだいぶ変わりそう。妻や娘をはじめ、聞き込みで出会う美女やおばさんにいたるまで、ありとあらゆる女性にリップサービスというか、口説き文句や誉め言葉を繰り返す草平。ところどころに出てくるなら、「シャレた会話をする人だなぁ」と好感なのかもしれないが、ほぼ全部がそうなので正直疲れるし、こんな人が実際にいたらうざい(苦笑)。というわけで、私はもうお腹いっぱい。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行なう私立探偵。今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。私生活でも調査でも、出会う女性は美女ばかりで、事件とともに柚木を悩ませる。人気シリーズ第一弾。

    お友達S君のお勧めで読みました。
    軽くて巧妙でいいかも。
    ってか、ここで終わるな!ここで終わったら個々から2作目はじめてください!
    この軽いんだか、シリアスなんだか、本気なんだか、チャラいのかよくわからない主人公、もうちょっと読んでみたいと思いました。

    女は2つの顔を持つのが普通なのだろうか???

    ああ、シャトーマルゴー!
    85年なんていい年である必要はないからああ、飲みたい!
    シャトーマルゴー。。。。

  • ハードボイルドというにはソフトでライト。
    個人的にはあまり好みではなかったです、ごめんなさい。

  • 柚木草平シリーズ第1弾。
    ハードボイルドなんだろうけどソフト(軽め)な感じ。
    ミステリ部分は特に捻りもなくサクッと読める。
    柚木がやたらモテるけど、わたしはイマイチ魅力を感じられない。

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著者プロフィール

1950年、群馬県生まれ。業界紙記者などを経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』で第103回直木賞候補。著書に『礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の思惑』、「船宿たき川捕り物暦」シリーズの『変わり朝顔』『初めての梅』(以上、祥伝社文庫刊)など。2021年10月、逝去。

「2023年 『礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の策略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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