- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488459017
感想・レビュー・書評
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氏の初のシリーズ物・柚木草平シリーズ第一作。
タイトルにある魔法の効果が心憎い。
あの結末は詐欺だ!!と叫びつつも、氏の思惑にどっぷり嵌まります。
シリーズ物を持てと示唆した氏の岡山の友人に感謝感激の一冊、是非、お楽しみを。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマで観たかも(「初恋よ~」の方は確実に観た記憶がある
最後まで読んでも柚木のイメージは鹿賀丈史には重ならなかった -
題名買い。
柚木草平シリーズというものらしい。主人公柚木草平の基本設定がありがちながらも、面白いし、作り込まれている感がある。
東野圭吾と違い、アッというトリックが使われている訳ではなく、どちらかというと刑事ドラマとかにありそうな感じ。(名探偵コナンや金田一少年の事件簿というかはぐれ刑事純情派) -
「一千万の人間が一千万の人生を抱えているのだ。考えてみたら気味が悪いがそれをいえば俺自身の人生が一番、気味悪い。知子や加奈子から解放されて自由といえば自由だが、三十八にもなって社会のどこにも根を下ろしていない現実は、客観的には、風に飛ばされる紙くずみたいなものだ。そういう俺のような紙くずが、無自覚に吹き溜まっている場所、それが東京という街なのかもしれない。」
二枚目探偵、柚木登場!!
初めて読みました、この樋口さんの本。
と思ったら、なんとこの本1990年出版!どーりで携帯電話が連絡ツールで出てこないはずだ!!とびっくり。
そんな古いはずなのに、全然古くないのが凄いです。
犯人は誰なのか?と最後まで気になった1冊でした。
【9/8読了・初読・市立図書館】 -
元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行なう私立探偵。
今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。
車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。
被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。
私生活でも調査でも、出会う女性は美女ばかりで、事件とともに柚木を悩ませる。
人気シリーズ第一弾。
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こんな中高年の青春、かっこよすぎ
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読むのが2度目な気がする…。タイトルと表紙がキャッチーなのでつい手にとってしまった。読み手が男か女かで感想がだいぶ違いそう。主人公の魅力が私にはさっぱりわからなかったので、彼が美人にモテモテの理由がピンとこなくて話を楽しめなかった。ミステリ部分もとりたてて面白いわけでもないしなあ。
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2009/03
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柚木草平シリーズの第一弾。
これ1990年作品なんだね。まったく古さを感じないし
むしろ瑞々しいくらいです。
「ぼくと、ぼくら〜」を読んだときにも感じたし、恐らく
作家さん独特の力なんでしょうね。凄いなー。
当然携帯電話なんてないから探偵は電車を使って
ウロウロとし、足で動きまわるんですねー。
自分にとっても携帯なんて付き合いはここ数年の
ものだし、こういった状況を読む方がしっくりきます。
これは全シリーズ読まねば! -
柚木草平シリーズ?長編
妻と離婚し子と別れて暮らす柚木は、中年男性が一度はしてみたいなーと思う姿なんだろうか。ちょっと理解できないかも。でもいちいち気障ったらしい台詞は読んでいて小気味よい。