妖怪の子預かります (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488565022

感想・レビュー・書評

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  • 2019/6/4(火曜日)

  • ■ 1846.
    〈読破期間〉
    2018/8/17~2018/8/18

  • 弥助と妖怪達が可愛い。弥助を甘やかし可愛がる千弥も良い。

  • シリーズ第一弾
    主役の弥助が何故預かり屋になったか、更に話が進むにしたがって何故弥助が喋れないか、千弥との関係が明かされる

  • 妖怪の子を預かるうぶめの石を割ったため、妖怪の子の預かり屋をやらされる羽目になった弥助と、弥助の養い親の千弥の物語。
    児童書っぽいテイストで、あんまり難しいことを考えてはいけない一冊。
    気軽に読めるのはよかった。

  • 弥助と千弥のお互いへの依存度が高くてちょっと心配になる。
    あくまで妖怪の物語で、時代が江戸なのは妖怪を出したかったからという程度。
    人間とのかかわりがほぼ無いため、時代小説的な楽しみは無く、世界が小さく纏まっちゃってるので、その辺は残念でした。

  • 2017/1/9伊丹市立図書館から借りた。

  • 児童文学寄りな内容。優しいお話でほっとできます。

  •  美貌の按摩の千弥に育てられた弥助。
     彼は、ある日「妖怪の子預かり」をしていたうぶめの石を割ってしまう。その結果、タイトルのとおり、妖怪の子を預かる事になったのだが……という展開で始まる、江戸ファンタジー短編連作。
     出てくる妖怪が可愛い。

     ただ、個人的には謎を最後まで引っ張らなくてもよいかなぁ。そこで制約をかけてしまうのは少し勿体ない気もする。ただし、レーベル的にはしょうがないのかもしれない。

  • うぶめの住まいだった石を壊したため、うぶめの代わりに妖怪の子どもを預かることにされた12歳の弥助。同居している親代わりの按摩・千弥の協力のもと、誠実に仕事をこなしていくが、やがて自分自身の過去と向き合うことになる。 
     セオリー通りの安心できる展開。軽い読み心地は頭を休めるのにちょうどいい。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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