暗黒星雲のかなたに (創元SF文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488604042

感想・レビュー・書評

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  • いまひとつキレが無いような。
    父の仇、敵であるはずの帝国軍人とのいい関係、姫様との恋とか、スペースオペラの要素がそろっているのだがスカッとできない微妙な展開だった。

  • 人類が銀河の星々に進出した遠い未来.そこには銀河を舞台とした,帝国,王国が覇権を競っているのだった.地球に留学して大学卒業を目前に命を狙われたバイロン・ファリルは父が見出した古文書の謎を解き明かすため,星々をまたにかけた冒険に旅立つ.スリル満点,どんでん返しが連続する.

  • ファウンデーション、ロボット、と読み進めてきたので、あまりにこの世界に違和感なく没頭していたなあ、と最後2ページで改めて認識させられました。

  • アシモフさん、当初から権謀術数クセある人物多め、強いヒロイン…だったのだなあ。放射能まみれ、野蛮だと忌み嫌われ、忘れ去られようとしている地球、それでも人類発祥の地だという地球人のプライドは高く!こんな風に未来人に思われたくないな。ここまで読んできたからついでに読もうという義理半分?で読んだけど、たぶん全部読むんだろうなあ。

  • 美女を助け出して悪と戦う、中世騎士道物語的なSF。
    今までこの手のを意図的に避けてきたけどもやはり合わない。流石に古すぎる科学部分もオチも微妙。

  • ◆ お風呂でミステリ ◆ 第三十回

    ・・・ 第三十回 「暗黒星雲のかなたに」 ・・・

    これはアイザック・アシモフ18歳のときのはじめての作品です。
    で、はじめからSFミステリーだったんだなぁ、この人は……というのがわかります。
    銀河帝国の話でね(この時からすでに銀河帝国作ってたんだね)圧政をしいてくる帝国側に対して抵抗勢力があるわけよ。
    その首謀者がだれなのか、がミステリー。
    銀河帝国と戦うのがSF……。
    お話はさすがにちゃちいので、いまさら読まなくても、ではあるのですが「スターウォーズ」の下敷きにこの話もあったんじゃないかなぁ、という匂いがするので、ファンは読んでもいいと思います。
    あんまり知られてないし。
    でもって、もうすでに文章はうまい!
    軽妙洒脱でこれで18歳?!
    というできなので、すいすいと読めます。

    ほー、こっから始まったんだなぁ、なにもかも……と思うと感無量……。

    2018年01月09日

  • 面白かった。ほぼ1日で読み終わった。最高。

  • アシモフの未来史シリーズ(全17冊)を読破したことになる。本作は凡庸?

  • 宇宙の小石よりも
    こちらのほうが作品としては
    質が上のように感じました。

    もちろんアシモフなので
    強い主人公、そしてロマンスという
    すばらしい設定がおまけについています。
    ワンパターンの設定なんだけどそれでも面白いのです。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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