久司道夫のマクロビオティック 入門編 (Kushi macro series)
- 東洋経済新報社 (2004年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492042106
作品紹介・あらすじ
こんなにカンタン!美しく健康になる食生活!マドンナ、グウィネス・パルトロウなど、アメリカのセレブも指導を受ける世界的カリスマ・久司道夫が、"本当のマクロビオティック"を初歩の初歩からわかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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万病に効くはずの食事法は、ジョブスを、川島なおみを、そして久司先生ご自身を救うことはできなかった。
食事法としてのマクロビオティックは、正しいのか正しくないのか。
世の中には、あらゆる食事法が存在し、その主張は違い、対立し合ってさえいる。
グルテンフリー、糖質制限、そしてマクロビオティック、etc。
なぜこうも違うのか?一体正しいのはどれなのか?
調べていけばいくほど、それぞれの主張には正しさもあり、矛盾もある。
きっと大事なのは目的だ。
長寿のためか、筋肉増強のためか、ダイエットのためか。
そしてその目的にあうように、バランスをとりながら食事法を採用していくことが正しいような気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
健康産業に携わる身でありながら、"食"をあまりにも疎かにしていたという反省から読んでみた。「入門編」の名前に偽りはなく、予備知識ゼロの俺にもわかりやすかった。
玄米食を実践しているわけではないので、本書の内容についてあれこれ評価する資格はない。だが、目からウロコが落ちた。
世界政府を夢見てアメリカに渡り、マクロビオティックに行き着いたという著者のストーリーにも、スケールの大きさというか「志」を感じた。 -
玄米食を始めてからお肉などは量的にもそんなに食べたいと思わなくなってきた
精製された砂糖がよくないことは子供の時から知っておきたかった
粉物もあまりよくないと言うが、大阪の人たちは東京の人よりもたくさん粉物を取っているのではないかな -
現代特有の顔の特徴
⑴目と眉がつり上がっている→母親が動物性の食品、特に肉ばかり
⑵鼻の先が赤く膨れている→清涼飲料水、お菓子、甘いもの、アルコール
⑶眉間にしわがある→肝臓が弱い、食べ過ぎ
⑷口が大きい→農薬のかかった野菜の食べ過ぎ
⑸小さくとがった耳→肉食とミネラル不足 -
ずーっと何年も近くのベジタリアンの本などを読みながら、きちんとマクロの本など読んだことがなかったので、読む事にした。だいたいは一度は読んだ事があるような事であり、やはり長年近くをうろうろしてきた者として、うん、やっぱり、という感じ。
やはり玄米が一番にある。玄米がそれだけで全てを持っているというのが大事。
玄米食べずに白米食べてたら、栄養とか満足感足りなくなって、この全体が成り立たないっていうのが重要。
あと印象に残ったのは、炊飯器や電気ポット、電子レンジじゃなくて、ガスとかの火で調理をする、という事。言われてみれば納得。電気で調理すると食材の分子に影響がでる、本来のよい性質が崩れやすい。
素材は、おすすめはステンレス、土鍋などの陶器。ガラスもよい。
鉄製は時々ならよい。しばしばだと鉄分多すぎる。
避けたいのはアルミ、内部をコーティングしたもの(テフロンなど)
玄米ご飯は一晩つけてから(発芽させて)炊く。
肉を食べていなければ塩を少し多めにとっても問題ない。(肉を食べているとそのタンパク質が血管をかたくしてしまい、塩分濃度が高くなって血管を外へ広げようとしても硬くて広がりません。それで血圧が上がる。ところがベジだと血管に柔軟性があるので、塩分が多くても血管がやわらかく広がってくれるから血圧は上がらない)同じだけ塩をとっても血圧に違いがでる。
難しく考えなくても、完璧じゃなくても、心がけでもいいから、という感じで、やさしく包んでくれるような感じが本にあふれていて、心地よい。そして最後の世界平和のあたりで、やっぱり納得。そうだ、私がベジタリアン始めたときはそういうこと、世界平和やら環境のことやらを考えていたんだった!原点に戻れる本、というところか。読んでいて、陰陽のことはやはり深くはわからなかったけれど、カレンキングストンの風水の事を思い出したのでした。あるべきものがあるべき場所、方向にあり、その方向のエネルギーの事等を考える。 -
"地球や人にやさしい暮らし"をキーワードに、"食"を見直そうと考え、マクロビオティックを学んでみることにした。手始めにとったのがこの本。マクロビオティックを0から分かりやすく解説している。ここに書かれている"食"に関しては、目からウロコの内容ばかり。しかも、ちょっとの工夫や、ちょっと選ぶものを変えてみるだけで、手軽に実践できることがたくさん。
著者の久司先生は"世界の平和"を目指し、辿り着いたテーマが"食"だったようです。"食が世界を変える"。食べ物や料理に興味のない人が読んでも、十分楽しめる、学びある本だと思う。 -
マクロビオティックの基本をさらっと知るにはちょうどいい本。お肉だってお酒だってたまにならいい、中庸が大事というのはまさにバランスがとれてるなあと思う。白米を玄米に変えるだけとか、ちょこっとやるのも、その人にとってちょうどいいバランスのところならそれでよしといった感じ。○○はいけないといった否定が多いと疲れてしまうし、それとは逆にからだにいいから食べるべきといういう気持ちで食べるのも、結局はからだのためにならないんじゃないかなと思う。気持ちよく、おいしく、ちょうどよくが大事。ゆるっとやろうと思う。
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マクロビオティックを始めようと思ったらまずはこれ、というくらいわかりやすかった。久司さんのマクロビオティックはバランスが取れていて非常に良いと思う。まだまだ勉強始めたばかりだけど、同著者の別の本も読んでいきたい。
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マクロバイオス=大きな宇宙や自然のあり方に適応した生き方
食べられることに感謝。
生命に感謝。
生かされていることに感謝。
マクロビオティック、10月から始める予定。
自分の心身がどう変化するか楽しみだ。