世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた: グローバルエリートは見た!投資銀行、コンサル、資産運用会社、プライベート・エクイティ、MBAで学んだ15の仕事の極意、そしてプライベートの真実

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492045176

作品紹介・あらすじ

年間3000万PV突破! ビジネスマンにいま一番読まれている「東洋経済オンライン」人気No1コラム
「グローバルエリートは見た!」の著者、待望のデビュー作!

【1】世界中のエリートから学んだ仕事術を完全体系化!──どの仕事も本質は同じ、だからすぐに役に立つ!
●「トップエリート」に学ぶ仕事のスキル
・年収5億円でも、あえて1000円の腕時計をつける
・資料の文字の位置やサイズは、1ミリ単位で徹底的にこだわる etc

●「二流のエリート」に学ぶ仕事のスキル
・優秀な部下には、上手に追い抜かされる
・4割間違えても、サービス精神で評価を高めて、トップになる etc

●スペシャル付録は「今すぐマネできる!」さらに実践的な12のテクニック
・「与太話」の鬼になって、コミュニケーション力を極める
・IQより愛嬌を高めて、社交力を極める  etc

【2】特別編でエリートの恋愛・結婚・離婚事情も徹底解説!──壮絶なプライベートにも学ぶところはある
・なぜ勝ち組なのに婚期を逃す?なぜエリートには離婚が多い?
・キャバクラ嬢に平気で3000万円も費やすファンドマネジャーの真の目的は? etc

大人気コラムなのに、なぜ220ページ以上も書き下ろしたのか? 
書籍にしか「書けなかった」スキルや教訓が満載! 

笑って、泣いて、役に立つ!こんなビジネス書、いままでなかった!


★世界のトップエリートの7つの共通点――「業界のエース」は普通のエリートと何が違うか?
1.勝つことへの意欲が強く、完璧主義者で細部にまでこだわりが強い
2.お金に驚くほど細かい
3.大金持ちでも、身なりは質素
4.信頼と評判を第一に大切にする
5.若手時代は目の前の仕事に全力投球 
6.仲間内で「最強のチーム」をつくる
7.「おやじころがし」がうまい

★15の仕事の極意――トップからも二流からも学ぶことはある
1.目の前の仕事は素早く、正確に、大量にこなす
2.6つのコツで部下の尊敬と支持を得る
3.需要のある話題を先読みし、第一人者になる
4.どうせなら好条件で解雇される「被・解雇力」を磨く
5.人に好かれる「聞く力」で信頼と共感を得る
6.問題を構造的に把握し、根本的に解決する
7.相手の期待値をうまくコントロールする
8.優秀な部下には上手に追い抜かされる
9.大局を読み、少しでもいいから勝ちつづける
10.常識にとらわれず、知的に逆張りする
11.自分の間違いを認める勇気をもつ
12.チヤホヤされても裸の王様にならない
13.「バカ正直」と「透明性」で相手の信頼を勝ち取る
14.3つのポイントで「最強のチーム」をつくる
15.幅広い人脈と経験を組み合わせて一流に勝つ

感想・レビュー・書評

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  • 自分の仕事には即してないなと思った。違う業界の話としては面白かった。

  • ムーギーキム氏の本。
    投資銀行やコンサルの本質的な部分を書いてくれてて面白い

    メモ
    ・部下の使い方が上手い人の共通点
     部下の認知欲を満たして安心させる
     成長を願っていることを言動で示して信頼勝ち取る
     人と人との信頼関係で部下を動かす
     無駄な仕事を作らず部下の仕事を減らす
     部下が失敗したら盾になって守る
     人脈やノウハウを積極的にシェアする
     
    ・安請合いはせずに期待値を適切に設定する。

  • ・感想
    少し古い本ですが参考になる考え方も多く学びになりました。
    巻末の内容はTodo事項として。

    ・Todo
    下記の上司を目指す
    ①部下の認知欲を満たして安心させ
    ②部下の成長を願っていることを言動で示して信頼を勝ち取り
    ③役職上の権力 ではなく 人と人の信頼関係 で部下を動かし
    ④無駄な仕事を作らず部下の仕事を減らし
    ⑤部下が失敗した時には盾になり
    ⑥自分の人脈やノウハウを積極的に部下とシェアする
    完璧さより最初に動くこと
    炎上の局面は次に向けた信頼関係強化のチャンスへ。
     
    以下は★
    プライベートの話をデータベース化して活用する。
    ノンバーバルコミュニケーションを極める。
    どんな場合でも10分前に着く。
    早寝・早起き・即リプライ。
    プレゼン資料は数ページにまとめる。
    プレゼン前にどうしても伝えたいコアメッセージを決める。
    交際費はケチらない。
    レストラン選びは命懸け。相手の食文化を事前にに把握。
    仕事とは関係ない幅広い分野の知識を身につける。
    ※歴史や美術、趣味
    社内政治のプロになる。

  • 金融業界の生々しい人間関係をうまく表現している。投資銀行未経験でそっち系に移りたい人は、この本を読むと雰囲気を掴めると思う。逆に投資銀行系の人は読んでも意味ないかも。

  • サブタイトル「15の仕事の極意」は掛け声倒れ。中身は投資銀行やコンサル、プライベートエクイティなど、筆者が経験きてきた(のであろう)ことを踏まえた「お仕事紹介」です。

    ただ、その内容も何かと人伝てのものが多く、ソースもないため、どこか一般的に耳にする話の域をでず、創作でも書けてしまうようなものが多い。実際、要所要所、私の経験と照らしても齟齬のある記載も多く、かなりの部分がポジショントークを含めた、「売らんかな」のフィクションであるのでは? と勘ぐってしまいます。

    やはりこの手の本は、エンターテイメントとして気晴らし程度に読み捨てる雑書として付き合うのが良いです。

  • 著者の周囲の人の紹介。

  • 投資銀行のバンカーに始まり、世の中の「エリート」のパーソナリティを詳細にスポットを当てた著書。業界が著しく違うので、「そんなことがあるのか!?」と呆然とするエピソードもあるが、単なるビジネス書には無い切り口で普段の生活に非常に参考になる一冊。

  • どんなライフスタイルが人を世に出るエリートにするのか?

    知力と体力は超絶優れていることは前提である。
    高IQで、各国のトップ大学で成績上位数パーセント。
    博士号、MBA、国際物理/数学オリンピックのメダル、GMAT800点満点など。

    エリートではこれは普通。ゼロレベル。
    では、どこで差がつくのか?



    信頼と評判を大切にして生きている。

    組織の制約を超えて活躍するには人脈が必要。
    自分が誰を信頼しているかではなく、誰が自分を信頼しているかが大切。
    SNSでおふざけ写真をアップして「いいね」をもらうなんてことはしない。
    誠実で信頼できるという評判を得るために努力する。

    お客さんのお金を預かる仕事なら、ゴージャスな腕時計なんて恥ずかしくてつけられない。
    そんなの、あなたの利益を大切にしていますと口ではいいながら、
    その実、行動で、あたなの大切なお金は私の高級時計に変わりますと語るようなもの。

    つまらない仕事も、完璧にこなす。
    誰かがやらねばならない仕事なら、評判を得られるような形で、自分がテキパキ片付ける。

    役職上の権力など決して使わない。
    人文の人脈やノウハウを部下とシェアし、部下の失敗には盾となり、
    自分が楽をするために部下の時間を浪費したりせず、
    部下の成長を願っていることを言動できっちり示す。
    ほんの些細なことでも、それがいつか「恩返し」か「復讐」となって帰ってくることを知っている。

    全力で働く。あまりの激務に命を落とすものさえいる。

    「軽い不正」を働くものは、いずれ「深刻な不正」も平気で働くようになる。
    だから不正には厳しく、言っていることとやっていることの間に不信を感じたら、
    一点の曇りも見逃さない。

    できない約束はしない。
    ミスを素直に認める勇気を持つ。

    メールには即リプライ。遅刻一つが致命傷と心得る。

    チームで仕事をするには「何を重要視し、優先順位は何位なのか」価値基準が重要。
    「何を信じているのか」「何を重視しているのか」など、
    価値観の違いは話し合ってどうにかなるものではない。
    何かにつけて「不愉快な一致」と「不満足な歩み寄り」が繰り返されて
    チームは空中分解する。
    だから、押し付け無しの、価値観の共有を非常に大切にする。

    このように信頼と評判に命をかけるのが、エリートのライフスタイル。
    こういうことが普通にできるやつほど出世するし、長く生き残る。



    誠実で信頼できるという評判だけでは、まだ足りない。

    エリートはIQより愛嬌が命。
    「おやじころがし」つまり、世のルールを作っている人たちに
    愛される、可愛がられることに余念がない。

    金融やコンサルの世界では、上に行くほど人間関係がビジネスを決める傾向にあるという。
    個人的に人と接するときには、瞬時にその人の望んでいることや将来のビジョンを見抜く。
    聞き上手の、知的水商売であれ。相手を幸せにできない奴は信頼されん。



    信頼と評判、そこに「おやじころがし」を両立させるのがエリート。

    ちなみに、世のエリート男性の多くは、驚くほど本質的にマザコンであるそうな。

  • タイトル通りエリートの働き方の共通点やプライベートのことまで書かれている。

    大半の人には無関係の話が多いとおもうが、
    働き方の姿勢は勉強になることがあった。

    資料は見え感だけでも完璧に作り込む
    アイキューよりアイキョーが必要であるなど
    エリートでも人として信頼されるかが肝なのだと感じた。

  • 「チーム力」
    「聞く力」
    仕事を円満にやるならこの2つの能力は必須やなと思います。

    仲間内で最強のチームをつくる
    ①部下の認知欲を満たして安心させ
    ②部下の成長を願っていることを言動で示して信頼を勝ち取り
    ③「役職上の権力」ではなく「人と人との信頼関係」で部下を動かし
    ④無駄な仕事をつくらず部下の仕事を減らし
    ⑤部下が失敗したときには盾になって守り
    ⑥自分の人脈やノウハウを積極的に部下とシェアする

    投資銀行の過酷な労働を読んでると僕も新採の頃を思い出しました。
    ここまで過酷ではなかったですがアルバイトの皆さんと仲良くしていろいろ仕事お願いしてたなあと。
    そのおかげでAM3時には帰れてたというものです^_^

    ホステスやホストでトップになるれ人はコンサルタントに向いている⁉️とあります。
    僕は公務員もコンサルに共通するのではないかなと思います。
    いろいろな困りごとを引き出す「聞く力」と自分の周りに超幅広い要望に答えることのできる「チーム力」を作れば鬼に金棒というものです。

    「信頼と評判を第一に大切にする」
    少なくとも公明正大であると認識されることが大切とあります。

    まさに仕事は1人ではできません。
    ポストコロナでテレワーク全盛になろうとこの原理は不滅です。
    いかに新しい時代に適合しながら古い時代のスキルを活かすか
    これができる人になれるかの分かれ目やと思います。

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著者プロフィール

ムーギー・キム
京都大学経営管理大学院博士課程にて、日本と韓国を含めた企業の社会的責任(CSR)を研究中。投資家・コンサルタント・実業家。京都府生まれの在日コリアン3世。
慶大総合政策学部卒後、INSEAD(フランス・シンガポール)にてMBA取得。在学中は上海のCEIBSに交換留学。大学卒業後は、欧州系・米国系の金融機関およびコンサルティングファームに勤務し、日本および韓国のプロジェクトに多数参画。香港移住後は、日本および韓国を中心としたアジア一帯でのプライベートエクイティ投資業務に転身。その後シンガポール勤務、INSEAD留学、日本と韓国でのバイアウトファンド参画を経て、シンガポールおよび東京で起業。
ビジネス書作家・コラムニストとしても知られ、主著の『最強の働き方』(東洋経済新報社)、『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著、ダイヤモンド社)などは各国で翻訳され、著作の累計部数は国内外で70万部を超える。また、元駐英・駐日全権大使である羅鍾一教授の著書の邦訳などにも携わる。

「2022年 『京都生まれの和風韓国人が40年間、徹底比較したから書けた!そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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