豊田章男

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492503164

感想・レビュー・書評

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  • 豊田章男は単なるボンボンじゃない!
    こんなにまで社内で変革を進めている社長だとは知らなかった。

    社長就任直後のリーマン・ショックによる5000億円の赤字、リコールによる米国公聴会への招聘など、大企業の社長業って本当に大変なんだなと痛感。孤独なTOPとして、社内の抵抗勢力に立ち向かっていく姿には本当に勇気をもらった。ありがたい!

  • 豊田章男という人物
    豊田家に生まれた使命

    今のトヨタがどのように変化し
    これからどのように進んでいくのか

  • これまでの実績に甘えず、未来のことを考え続けているからこそ、日本のトップ企業なのだと感じた。
    TOYOTAのトップになることのプレッシャーは自分には想像できない。

  • 章男社長とモリゾウとTOYOTAが好きになる一冊。TOYOTAでも内情は厳しくて、それに対して常にやってみる精神と負け嫌いで立ち向かう社長の姿勢に勇気をもらいました。

  • 豊田章男さんの社長としての責任感の成長と強さを感じた。そして、トヨタは、社長は、どうあるべきか、何を目指すのかを明確にして、社内はもちろん、社外にも強く示していく姿勢に凄さを感じた。

    琴線に触れる言葉や大切な考え方だと思ったことなど。以下、引用。

    「百忍千鍛事遂全(ひゃくにんせんたんことついにまっとうす)」

    「イチローさんと出会ってから、負け嫌いという言葉をずっと使っています」
    負けず嫌いではなく、負け嫌いとは、もとはイチローの言葉だ。「負けたことがないのに嫌い」な負けず嫌いではなく、「負けて、その悔しさを知っているから嫌い」なのが負け嫌いだと、イチローは言う。章男はその言葉を借り、いまや、さまざまな場面で「負け嫌い」と口にする。

    社長の仕事は「決めることと責任を取ること」

    「一日一回は、大きな声を出して笑おうよ」

    「トヨタの中でどんな変化が起きているのか。トップは何を考え、何をしようとしているのか。ファクトや数値を超えた"思いや体温"のようなものも含めて、さらけ出していかなければ、一緒に闘う仲間と一枚岩になれないと思っています」

    「1度、やってみようよ。やってみて失敗したら、それはそれでいいじゃないか」

    他にもまだまだある。

  • トヨタのデカさ、歴史、章男ちゃんの性格。

    まとまっていて良い本。
    さいきんパナソニックの人事抗争について読んだのだけれども昔の日本企業はホントにすごく伸びていて時代に希望があったんだろうな。

    今後のトヨタ、正直自動運転の時代で世界で勝つのは厳しそうだけれども応援したくなる本でした。

  • 豊田章男の思考ルーティーン、生い立ち、現況がバランスよくまとめられている。
    流石に片山修の仕事なだけことはある。

    「社長は目的遂行意識がめちゃくちゃ強い。頭の中には目的に向けて今やらなくてはならないことと、やってはいけないことの2つしかない。」
    この台詞が印象的。

  • 大企業というイメージだったが、社長の型破りな挑戦を知り今後もどう成長していくか楽しみです

  • 御曹司、社長であるからこその苦労がわかった。
    管理する立場になっても現場現物を大事にする精神は大切だと思った。他人から相談してもらえるスキルを身につけたい。

  • ソフト面が目立つ 今のところ何も生み出してないような

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著者プロフィール

片山 修(カタヤマ オサム)
ジャーナリスト
愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想力が持ち味。経営戦略、マネジメントにも造詣が深く、長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論、時代論には定評がある。2001年から2011年まで学習院女子大学客員教授を務める。
『時代は踊った――オンリー・イエスタディ‘80s』(文藝春秋)、『ソニーの法則』『トヨタの方式』(以上、小学館文庫)、『本田宗一郎と「昭和の男」たち』(文春新書)、『ふるさと革命――“消滅”に挑むリーダーたち』(潮出版社)、『社員を幸せにする会社』『技術屋の王国――ホンダの不思議力』『豊田章男』(以上、東洋経済新報社)など、著書は60冊を超える。

「2021年 『山崎正和の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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