ドラッカー・ディファレンス ―クレアモントの授業

  • 東洋経済新報社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492521878

作品紹介・あらすじ

なぜドラッカーは今なお読まれるのか。何がドラッカーと他の論者を決定的に分けるのか。その卓抜な世界観の淵源はどこにあるのか。ドラッカーのものの見方・考え方を実地適用し、現代の教養たるマネジメントをリベラル・アーツから野心的に再解釈する待望の書。

感想・レビュー・書評

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  • "ドラッカーの本は何時も勉強になります。
    この本は本人が書いたものではなく、 ともに学んだ周辺の方々。学校で教える立場の方々が
    書いています。 学ばされることが多い一冊でした。
    顧客志向 
    こちらは全く同感です!!
    全ての基準をここにおいて考えていくと、 自分の行動が全て一貫性が出てきます。
    自らの会社、組織がどうあるべきか?? このぶれが一切なくなりますね。"

  • 性善説的な基礎にたった主義主張は、現代資本主義社会にマッチしていないだけでなく、考え方によっては共産主義的なところもあり参考にならない。

  • なぜドラッカーは今なお読まれるのか。何がドラッカーと他の論者を決定的に分けるのか。その卓抜な世界観の淵源はどこにあるのか。ドラッカーのものの見方・考え方を実地適用し、現代の教養たるマネジメントをリベラル・アーツから野心的に再解釈する。

    1章 教養としてのマネジメント
    2章 ドラッカーならば何と言うだろうか
    3章 知識時代のリーダー
    4章 企業の目的とは何か
    5章 企業戦略の適否診断
    6章 ソーシャルセクターの世紀
    7章 「すでに起こった未来」の探索
    8章 知識労働者のためのセルフ・マネジメント
    9章 ドラッカー・マーケティングの原点

  • 後半は自分にとってハッとさせられる内容だった。

  • ■マネジメント
    1.企業の目的は「顧客の創造」であり「顧客こそが企業の存在理由」。しかし、今日の企業経営は「利益の追求」や「株価の最大化」を企業の目的としている。
    2.企業の目的の選択は重要である。従業員が満足感と働きがいを感じるような目的を設定できれば、企業は人々の生活を豊かにする価値の源となるが、こうした目的を設定できなければ、個人の疎外感と欲求不満を増やす源となる。

  • Bond-BBT推薦の書籍

  • ドラッカーさんを尊敬している方は沢山います。例えばファーストリテイリングの柳井正さん。「柳井正 わがドラッカー流経営論」という本が出版されているほどです。

    ドラッカーさんが人々を引き付けるのはなぜでしょうか?きっと現場も知りつつも、学者としての客観性が優れているからだと思います。

    偉大な経営者の言葉や体験も多くのことを学べますが、客観性があれば、また違った面からの学習もできるのだと思います。
    そしてそれこそが今求められていることなのでしょう。

    本著では、「組織、政府、一人ひとりの人間が直面する問題にドラッカーの思想をいかに適用するかを知るうえで本書にまさるものはない。」とまで言っています。

    実際は読んでみないと分かりませんが、新しい視野を与えてくれると思います。

    ただ、言葉や情報は人を介せば介すほど形を変えていきます。どこまでをドラッカー氏の考えであるのかを考えながら読む必要があると思います。

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