ハニーのためにできること (単行本図書)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 103
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494020560

作品紹介・あらすじ

ふたばのおばあちゃんが亡くなって、ハニーという老犬を引き取ることになりました。そうしなければ保健所などにつれていかねばならないので、ふたばがお母さんを説得したのです。しかし、やがてハニーは重い病気になってしまいました。獣医の先生に相談し、ふたばは両親とともにいっしょけんめい看護しますが、別れの時が近づいてきます。ふたばは、ハニーのために何ができるか必死に考えました……「命」を見つめる感動作です。

感想・レビュー・書評

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  • 人や動物の命を考えるお話。

  • 児童書ですが、かなりしっかりしたお話です。

    捨て犬を拾った祖母が亡くなるところから始まり、その老犬にがんが見つかり、治療の甲斐もなくなくなるという話ですが、この家族の対応がなかなか泣けるもので、下手な飼育書よりずっと参考になる。

  • 6歳10ヶ月の娘に読み聞かせ

    長かったよ…

    でも娘きちんと聞いてたよ
    生死について考えるキッカケに

  • おばあちゃんが亡くなって、おばあちゃんが飼っていた老犬ハニーを飼うことになった主人公。ハニーがだんだん弱っていく最期は思わず涙しそうになった。命の大切さを学べる。

  • 亡くなったおばあちゃんが飼っていた老犬ハニーをひきとったふたば。家族でハニーのお世話を始めるが次々に病気が見つかる。おばあちゃんの死や老犬を通じて老いと向き合い、命によりそうことを考えさせてくれる。

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著者プロフィール

第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。2005年、『神さまの住む町』(岩崎書店)でデビュー。『小さな命とあっちとこっち』(毎日新聞社)、『ばあばは、だいじょうぶ』(童心社)など著書多数。

「2017年 『走れメロス/くもの糸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楠章子の作品

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