「助けて」が言えない 子ども編

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  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535564244

作品紹介・あらすじ

様々な困難を抱えながらも容易に支援を求めない現代の中高生に関わる大人、そして本人たちへのメッセージ。大好評企画待望の続編。

感想・レビュー・書評

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  • 『「助けて」が言えない――SOSを出さない人に支援者は何ができるか』(編:松本俊彦) | Web日本評論
    https://www.web-nippyo.jp/14147/

    「いのちの大切さ」を説くだけでは子どもは救えない/精神科医・松本俊彦氏インタビュー - SYNODOS(2017.06.23)
    https://synodos.jp/opinion/society/19993/

    #1 「学校に行けない」「将来が不安」というあなたへ | 精神科医・松本俊彦のコラム | #8月31日の夜に。 - NHK ハートネットTV
    https://www.nhk.or.jp/heart-net/831yoru/column/column_1.html

    「助けて」が言えない 子ども編|日本評論社
    https://www.nippyo.co.jp/shop/book/9089.html

  • 「助けて」といえる人はある意味強い。必ずどこかでこぼれ落ちてしまう人がいる。それを救おうとしている人もいる。うまく出会えれば良いのだけれど。ただ祈るだけ。

  • 【書誌】
    『「助けて」が言えない 子ども編』
    定価:税込 1,870円(本体価格 1,700円)
    発刊年月 2023.07(上旬)
    ISBN 978-4-535-56424-4
    判型 四六判
    ページ数 272
    ジャンル 臨床心理
    https://www.nippyo.co.jp/shop/book/9089.html

    【目次】
     【パート1】「助けて」が言えない子どもたちにどうかかわるか――支援者へのメッセージ
    1. 大人は子どもの「助けて」を受け止められているか?――「SOSの出し方教育」の中で見えてきたこと:髙橋聡美
    2. 「助けて」の代わりに自分を傷つけてしまう心理――「自分でなんとかしなくては」から「言葉にならないままつながれる」への転換:山口有紗
    3. 子どもたちは、なぜ教室で「助けて」と言えないのか:川上康則
    4. 「助けて」と言えずに不登校を続ける子どもたち:岡崎 勝
    5. ゲームに没頭する子どもの「助けて」と言えない心理:佐久間寛之
    6. 家族を介護する子どもたちが「助けて」と言えない心理:村上靖彦
    7. 家族の〈叱る依存〉で無力化されてしまう子どもの心理:村中直人
    8. 死ぬのが怖いのに「助けて」と言えない心理――子どもが最期までその子らしく生きるために:菊地祐子
    9. 社会とつながりたいのにつながれない――少年院出院者に対する支援:仲野由佳理
    10. 「助けて」と言ったら助かる社会に――社会的養護のもとで育った若者たちの「声」:永野咲

     【パート2】「助けて」が言えないあなたへ――当事者へのメッセージ
    1. 誰も信用できないから「助けて」と言えない――孤立無援をどうサバイバルするか:風間暁
    2. 自分を傷つけたい・消えたい・死にたいのに「助けて」と言えない:勝又陽太郎
    3. つらい記憶が頭から離れないのに「助けて」と言えない:新井陽子
    4. 「助けて」という気持ちをクスリと――緒に飲み込んでしまう:嶋根卓也
    5. 大人はわかってくれない――大好きなものを理解してもらえないあなたへ:佐々木チワワ
    6. SOSは届いているのか――学校でのいじめや理不尽な指導に苦しむあなたへ:渋井哲也
    7. 部活をするのは何のため?――「これって体罰かも」と感じながら、身動きがとれないあなたへ:為末大
    8. いじめを受けているけれど「助けて」と言えないあなたへ:荻上チキ
    9. 宗教二世として苦しむあなたへ:横道 誠
    10. 学校とも家とも違う居場所がほしい――フリースクールってどんな場所?:前北 海
    11. 生まれてこなければよかったと思っているあなたへ――セクシュアルマイノリティの子どもへの“手紙”:新田慎一郎
    12. 親が病気なのは自分のせい?:プルスアルハ

     【座談会】子どもの自殺を防ぐために、私たちにできること:坪井節子・生越照幸・松本俊彦

  • 医学部分館2階心理学 : 146/MAT : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410170745

  • さまざまな立場の人が書かれた本であり当事者と支援者それぞれの取り組みや変化がみられる。
    知らない世界や観点が得られる本。

  • 11月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003673272

  • メンタルケアする側、カウンセラーなどの進路志望の生徒のリクエストです。

    [NDC] 146
    [情報入手先]
    [テーマ] 令和5年度第4回備中地区司書部会/メンタルケア

  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/478125

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著者プロフィール

医師、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所依存症研究部長。
主な著作に『自分を傷つけずにはいられない―自傷から回復するためのヒント』二〇一五年、講談社。『誰がために医師はいる―クスリとヒトの現代論』二〇二一年、みすず書房。『世界一やさしい依存症入門; やめられないのは誰かのせい? (一四 歳の世渡り術)』二〇二一年、河出書房新社。『依存症と人類―われわれはアルコール・薬物と共存できるのか』C・E・フィッシャー著、翻訳、二〇二三年、みすず書房。ほか。

「2023年 『弱さの情報公開―つなぐー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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