フィッツジェラルドの午前三時

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560046654

作品紹介・あらすじ

ジャズ・エイジの旗手フィッツジェラルドの生涯は、華やかな反面、陰影に彩られたものであった。短篇の名手ロジェ・グルニエが描き出す栄光と挫折にみちた悲劇の作家の生涯。

感想・レビュー・書評

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  • 全てのフィッツジェラルド好きに!

  • フランス人作家による、エッセイ集のようなもの。研究書の類ではないが、フィッツジェラルドの人となりがわかる。読み物としてはまあまあ面白い。しかしヘミングウェイて嫌な奴だな・・・。

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著者プロフィール

Roger Grenier(1919-2017)
フランスの小説家、ジャーナリスト、放送作家、編集者。
ノルマンディ地方のカーンに生まれ、フランス南西部のポーで育つ。大戦中はレジスタンス活動に関わり、戦後アルベール・カミュに誘われて「コンバ」紙の記者としてジャーナリストのキャリアをスタート。その後、ラジオの放送作家などを経て、1963年よりパリの老舗出版社ガリマールの編集委員を半世紀以上務めた。1972年、長篇『シネロマン』でフェミナ賞受賞。1985年にはそれまでの作品全体に対してアカデミー・フランセーズ文学大賞が授与された。刊行したタイトルは50以上あり、とりわけ短篇の名手として定評がある。邦訳は『編集室』『別離のとき』(ともに短篇集)、『黒いピエロ』(長篇)、『ユリシーズの涙』『写真の秘密』(ともにエッセイ)など。亡くなる直前までほぼ毎日ガリマール社内のオフィスで原稿に向かっていたが、2017年、98歳でこの世を去る。本書は生前最後の短篇集。

「2023年 『長い物語のためのいくつかの短いお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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