タイタス・アンドロニカス (白水Uブックス (6))

  • 白水社
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本棚登録 : 183
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560070062

感想・レビュー・書評

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  • 夏休みに高野山に向かう道中で読み始める「シェイクスピア史上最も残酷で美しい」と言ってる方がいましたが、私にはただ残酷で四肢を切断されても生きている意味が分からず、なぜ残虐な行為で抑制するか理解に苦しむ。しかし読み返してみたい…果たして新しい感想が生まれるか?ポジティブな感情は増えるか?

  • ・殺して殺されて、最初から最後まですごい。

  • 再読、楽しく読めるシェイクスピア。愚かで残酷なみんな達がバカスカ血を流してくれますが、貞節を奪った後で舌ちょん切って腕切り落とすって悪ノリしすぎやろ、ウィリアム。
    ちなみに映画化もされていて、映画では腕チョンパの断面にいい感じの木の枝がブッ刺さっているという演出で、何だかウッディなシザーハンズみたいだなあと当時思いました。

  • シェイクスピアの中でもっとも残酷な作品。

  • 原題: Titus Andronicus

  • 彩の国シェイクスピアシリーズ。

    お芝居は長かったし重かった印象があったけど、なんか本はすらすら読めた。

    極悪非道の限りを尽くしたアーロンの最後の方の台詞は、ひどいを通り越して、清々しく感じてしまった。

    それにしても凄まじい復讐劇だな。。

  • F・ベーコンは
    「復讐は野生の正義なり」といったそうだ。
    ならば、タイタスは非文明的ということになりはしないか。
    なんにせよ重たく、シェークスピア中一番残酷といえよう。「アテネのタイモン」のラストでは赦しがあることも参照。

  • 戯曲は苦手なのですが映画を観た事をきっかけに読みました。話の内容は残酷なのですが、それに相反するように言葉が美しい。映画は映像美を楽しむ事ができ、原作は言葉の美しさを楽しめます。…シェイクスピアを読んだのは初めてなのに、こんなマイナーな本から入ってしまうなんて…。

  • 高校生。
    高校の図書館。

  • 血で血を洗う復讐劇。狡猾な黒人アーロンが格好良い。習作らしいけど、かなり好きなほう。

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著者プロフィール

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている。
出生地はストラトフォード・アポン・エイヴォンで、1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。「ヴィーナスとアドーニス」のような物語詩もあり、特に「ソネット集」は今日でも最高の詩編の一つと見なされている。

「2016年 『マクベス MACBETH』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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