魔法の夜

  • 白水社
3.50
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本棚登録 : 366
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560092415

感想・レビュー・書評

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  • 訳者あとがきにあるように、人物の絡みあいと緻密な情景描写を通して小宇宙の空気をよく浮かび上がらせている中篇。
    本書の楽しみは雰囲気の感触、読後の余韻にあり、他の作品の超絶職人ものとは違うので、期待がずれると物足りなさを感じるかも。

  • 徹頭徹尾『ミルハウザーらしさ』に溢れていた。
    作り物めいた世界、『夜』をテーマにした世界、『魔法』という言葉がぴったりな小説もなかなか無いが、これほど相応しい邦題もなかなか無いだろう。惜しむらくはウッカリ昼間に読み終えてしまったことだ……。
    秋になって、月が綺麗に見えている時に再読したい。

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=7534

  • 5月21日発売予定。読んでみたい。

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著者プロフィール

1943年、ニューヨーク生まれ。アメリカの作家。1972年『エドウィン・マルハウス』でデビュー。『マーティン・ドレスラーの夢』で1996年ピュリツァー賞を受賞。『私たち異者は』で2012年、優れた短篇集に与えられるThe Story Prizeを受賞。邦訳に『イン・ザ・ペニー・アーケード』『バーナム博物館』『三つの小さな王国』『ナイフ投げ師』(1998年、表題作でO・ヘンリー賞を受賞)(以上、白水Uブックス)、『ある夢想者の肖像』『魔法の夜』『木に登る王』『十三の物語』『私たち異者は』『ホーム・ラン』(以上、白水社)、『エドウィン・マルハウス』(河出文庫)がある。ほかにFrom the Realm of Morpheusがある。

「2021年 『夜の声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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