- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566015050
感想・レビュー・書評
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読みにくかった……!
アーサー王伝説はそこそこ知ってるけど、当然のようにイングランドでの地方戦の話とか、有名な海賊とか出てくるし、まあ、日本人が織田信長のエピソードや義経と弁慶を知っているようなものなのだろう。
そして、仕方ないけど、翻訳も読みづらかった。
さらに、筋立ては悪くないのに、世界観が急激に大きくなりすぎたところも分かりにくい要素のひとつだったと思う。
闇と光の対立までは分かりやすい。
その上に、次元の異なる「上つ魔法」があるのもなんとなく分かる。
で、失われた国、は、どこに所属しているのか?
老女は誰もがひれ伏す女神のような存在だけど、最初は光の所属、古老の1人と言われてはいなかったか?実は何者?
ウィルとブラァンの冒険では、この法則が揺れまくる。
ここでは光の魔法は使えないとか、ここは上の魔法の管轄だとか、急に変わりすぎ。
法則が分からないので、作者がご都合主義的に魔法の使える使えないを決めているだけのように読めてしまう。
しかも、ウィルは、なぜそうなのかは分からないのに、ここでは光の魔法は使えないとか、その場に行ったら分かる、というのは読者への説明を投げ出しすぎだと思う。
ファンタジーはある程度理不尽な世界観に則るものだが、なぜ理不尽なのか、理不尽なりの説明は必要。
そこら辺の欠点が、巻を追うごとに目について、これが初期ファンタジーの傑作、というのは納得がいかなかった。
登場人物ひとりひとりはちゃんとキャラが立っていて、可愛く、応援したくなった。
主役じゃないのに、ジョン・ローランズがいい味出していた。
あれほどツラい目に遭ったのに、彼は人間のいいところ、強いところを1人で体現していた。素晴らしくカッコよかった❗詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めから読み返しましたが、どうやら読んでいないのはこの巻だけだったようです。
アーサー王伝説をよく知らないため、あまりわからなかったので、読めなかったのだろうと思います。 -
やっと読み終わった
即返却 -
“我らは悪から救いはした。だが人の心にある悪は今度こそ人の手で抑えられねばならぬ。責任も希望も約束も、全ておまえたちの手にあるのだ (中略) この世を破壊する力を人間が得た今、世界を生かし続け、その美とすばらしい歓喜のすべてを保つことこそ人間の務めなのだ”
私たちはその務めを果たせているのだろうか。2008/5/30 -
映画化するんでしたっけ。新装版、出てたんだね……。
私が持ってるのは古い方。装丁が可愛くなってるっぽくて悔しいぜ……!
児童書の中では断とつに好き。メリマンとウィルが大好きで、ウィルとブラァンも大好き。
本当に映画化されるなら、是非四部作ぐらいでちゃんと全部の話しをやって欲しいんだけど……無理、だろうなぁ……。
今は亡き浅羽莢子さんの名訳。
大好き。 -
最終巻。まあ、それなりに…
展開は例によって唐突だが
ブラァンの設定すごいw
主役かすむね
そして三兄弟あまり活躍せずww
慣れちゃえば楽しいってんで、この作家さんの本を引き続き読んでみることにした -
シリーズ最終巻。