捨てる力 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569679532

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  • 天才棋士羽生のエッセンス。日常生活に役立つ短い言葉で構成されています。

    九州大学:えんぴつ

  • 上達するためには、継続すること。
    継続するためには、好きで、興味を持つこと。
    好きこそモノの上手なれとはよく言ったものだ。

  • 面白かった!「3月のライオン」とか職場で将棋うってるとかもあるけど、羽生さんのシンプルかつ芯のある言葉や考え方が凄くストンと落ちる。これはいい本だわ。図書館で借りたんだけど、これは買う!

  • 成功者の考え方を参考にしたいと思ったのと羽生さんは勝ち負けにこだわらず周りもひっぱりあげていってくれるという某棋士のコメントに興味をもって購読。

    私は普段絵を描いていて創作時に感じることと照らし合わせて読んでいきました。
    同じ創造する世界だからかつながるとこがたくさんあった。他にもいろいろ本を出されているそうなので読みたい。

  • 過去の著書からの名言を集めた本の、再編集版。一つの言葉はなんと長く生きるのだろうか。将棋という、すべて自分の責任で白黒がはっきりつく、という、僕の身の回りにはそうそうない世界でのこと。これをビジネスやら生活やらに置き換えて参考にすることはもちろん出来るのだろうけど、やっぱり、プロ棋士ってすげえなあ、というゾクゾク感を持って読むほうが、楽しいと思う。けど、本の組み立てとしては、あんまりそういう風にはなっていなかった。細切れにしても理解できたような気がするのが名言集の良さでもあり、僕が好まない部分でもある。もうちょっとストーリーだっていたほうがよかったが…。
    著者がいうように「思考のバリエーションの一つに組み込む」ということには成り得るとは思う。歳を重ねたら忘れる力が必要だと。まったくだ。

  • おそらく他の著作をいくつか読んでいれば、あまり新しい話がなくてがっかりすると思う。初めて読む人にはいいかもしれない。

  • 羽生さんの本を初めて読んだ。
    なるほど。この人は将棋の世界だけに留まらず、多くの世界の人に支持される理由がわかったような気がする。

    内容紹介抜粋
    ひとつの手を選ぶことは、それまで考えた手の大部分を捨てること。
    彼の強さの秘密は、意識的に過去の経験やアイディアを「捨てる」ことにあった!
    著者曰く「豊富な経験と知識はプラスに働くこともあれば、反対に新しい発想をする際には、先入観なしに物事を見ることを阻んでしまう。これを克服するためには、思いきって自分の経験や知識を捨てて考えること。“捨てる"には未練が残ることもあるが、記憶も前例も意識的に、手放さなければ新しい発想を得ることはできない」と語る。
    本書では「忘れることは、次に進むための大事な境地」「創造的な思考をする際に、記憶は足を引っ張る」など、40歳を過ぎてなお進化し続ける最強頭脳の真髄に迫る。


    棋士の日常はあまり時間に縛られない生活のようである。しかし、対局に臨む際はかなりの時間拘束が必要なのだと言う。
    そうした生活から、だいぶ抽象化され一般化された内容を描けるから羽生さんが支持されるんだろう。かくいう私も梅田望夫氏の影響を多分に受けているために羽生さんへのリスペクトはあった。
    梅田氏もその著書内に多くの影響を受けていたため、大変な共感度合いであった。
    新しい発見ではなかったが、色々と再確認できて有意義であった。
    ちょっとした行き詰まりを感じている方などが読むと新たな知見を得られると思うので、ぜひオススメしたい。

  • 当たり前のこと、でもなかなか真似できないこと。それらを羽生さんはひとつひとつ丁寧に積み上げてきたからこそ、今の羽生さんがあるのだと思う。将棋の世界を超えて、誰でも自分の立場に置き換えて読むことができる。

  • 「わかりそうだけれどもわからないことが一番楽しい」

    この言葉に感銘。

  • もしかして元本を読んでる?

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著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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