- Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569771908
作品紹介・あらすじ
ライフネット生命保険創業者が、1934年以来の独立系生保誕生のためにつくった市場分析、財務戦略、組織作りの計画を初公開。
感想・レビュー・書評
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非常に実用的で実践的。
読んでいて、MBAだなあという感想。
理論を上手く使ってビジネスを進めているので、教科書を読んでいる感覚になる。そういう意味で若干拒絶反応が出てしまう。
社会経験がない自分にとってはスムーズに理解することは難しかった。
いますぐ実行に移せる部分がないため、また3年後くらいに読んだらよいだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライフネット生命 副社長の岩瀬大輔さんの著書。
同年代で、これだけ一生懸命にがんばっている姿は、とても刺激的。
本の内容は、ライフネット生命の事業計画書そのもの。
先日紹介した、『すべては戦略からはじまる』の内容をベンチャー企業に当てはめると、本書のようになる。
ライフネット生命を応援したくなりました。
まさにライフネット生命の認知を高めるために有効な戦略ですね、出版が。 -
新しいことをやる際に、
今できること、から発想するのではなく、
世の中が求めることから発想する。
出資を求める相手は何も、vcや金融機関だけではない。
シナジーある事業会社も検討すべき。
事業リスクとは、事業特性に応じて考えられる
倒産する可能性。対策をうっても残るリスクが、
投資家のリターンに対するリスク。
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「おわりに」を読むと、筆者は書き切った感満載に見えるんですが、何なんですかね、この読後感の悪さは。
この本では、ライフネット生命の立ち上げ準備の様子が語られるのですが、それはそれとして、本文中にクドいほどくり返し出てくるように、この本では、HBS(ハーバード・ビジネス・スクール)では、どんなことを教えているのかが分かる本です。筆者は HBS 卒に誇りを持っているんですね。そのことが良くわかる本です。そうか、筆者はそれを自慢したいんですね。それを意識して書いているかどうかはわかりませんが、そういう臭いがしています。
また、やっぱり HBS でこう教えているんでしょうかね。この人は、「典型的な起業家の生き方」をしたい、と思っているようです。自分で「まさに一人ひとりが異なる歩みを求められる事実を突きつけられます。」(165ページ)と書いているにもかかわらず。 -
彼を形容するなら、日本で最も優秀な若手ビジネスマンという感じだろう。
東大卒、ハーバードビジネススクールをTOP5%の成績で修了し、BCG出身といった輝かしい肩書きもさることながら、なによりも説得力が感じられる。PHPというあまり硬派ではない出版社によりしかもソフトカバーの薄い本であるため、舐めてかかってしまいそうだが、簡潔で力強く表現力に跳んだ文章にやられた。 -
起業の三大要素はなんでしょう?そんなハーバードのMBAで培った要素が散りばめられていて面白い!さらっと読めるしね!
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レビューby のり~
【内容】
ライフネット生命を立ち上げる際に、どのような市場分析をし、どのようなターゲティングを行ったのか。実際の図やアンケート結果等を用いて、とても具体的に記してくれている。ビジネスを立ち上げる際の考え方(プランの全体像)としてはもちろん、マーケティングの実例としても、大変参考になった。
【感想・気づき】
・アントレプレナーシップの定義「自分が使えるヒトモノカネといった経営資源の制約は、一旦取り払って、何が世の中に求められているか、だけを考える」HBSで教わる内容とのこと。制約に捉われがちな自分の思考に気づけた。
・市場環境分析、STP分析、ペルソナ(子育てローラ)、実際のアンケート結果…どれも具体的で大変参考になり、またじっくり読み直したいところ。
・キャリアについて、著者がHBSで学んできた内容についても記載があり、「自分にとっての取締役会をつくる」(成長を定期的に確認する意味)など、参考にしたい内容が多数あった。
【具体的行動】
・制約条件を一旦取り払って考える(クセ付け)
・自分取締役会を開く(メンターのような存在を考えてみる)
P.S.うっしーありがとう! -
今あるツテから考えるのではなく、株主に迎えたい事業会社を考えそこに対してどのようにアプローチするかを考えるという点が非常に参考になりました。
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済
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非常に実用的な書籍である。これから、企業をしよう、会社で新規事業を、やろうという人にはおすすめ。