学校では教えてくれないお金の授業

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569818856

感想・レビュー・書評

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  • 2016/8/4読了。
    お金との付き合い方、収支バランス、貯蓄の章までは理解できたものの、その後の証券会社との付き合い方や投資については知識が足りず難しかった。
    もう少し勉強してから再読したいな、と。
    『リスクから投資を考える』『窓口の商品は買わない』等。

  • 経済的に豊かな人生を送るために必要な要素の一番下位にお金の運用の巧拙を挙げている点がいい。

  • 読了

  • お金「だけ」では、幸せになれません。とはいえ、お金で避けられる不幸が多いのも、現実です。
    投資は、自己資金で行う分には失敗しても何とかなりますが、借金をして効率よく儲けよう、といった「借金で効率を買おう」とするような行動には知った場合には、経済的な破綻のリスクを抱え込むことがあります。

  • 「お金とは」という根本的なことから、収入と支出のバランスについてや投資に関する心構えなど、資産運用の基礎が詰まった一冊。
    最初から最後まで興味を持って読み進めることができた。

  • お金について改めて考える機会になった

  • さっくりわかるお金のこと。

  • 生命保険でも特に医療保険には入らなくも良いというのが他の資産運用の本にはなかった。高額な医療費については、健康保険が払ってくれるからということで調べてみたら確かに月の個人負担上限があったので、高い医療保険料を払う必要はないと思った。
    https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030

    資産運用の話が半分以上を占めたが、現時点で資産運用は500万円以上の資産を持っていて、且つ長期的視点でお金を増やしていこうという気の長い人向けだなとつくづく感じた。それよりはガッツリと稼ぐ力をつけて、2、3年の短期間で一気に稼いで、稼いだお金で、更に稼ぐ力をつけていくという自己投資型サイクルの方が性に合う。

    自分が死んだ時に、最低限子供が生活していけるように、死亡保障2000万円くらいの生命保険には入っておこうとは思う。他の資産運用本と同じだったのは、ネットで加入する点。ネットでやってる所は、人件費と建物費が少なくて済むもんね。

  • 保険に加入する必要がある場合、①10年ないし20年くらいの限定で、②掛け捨ての死亡保障の定期保険を、③ネットの生命保険会社から選ぶと良いでしょう 格付け会社は、その能力にも、ビジネス構造にも問題を抱えており、投資家がこれを頼ることができるような情報は提供出来ていない 株価を利回りで考える、利益予想の変化を見る 有効な分散投資でリスクを抑える 投資信託の選び方7ヶ条①いきなりファンドを選ばず、資産クラスを選ぶ②シンプルなファンドを「自分で」組み合わせる③信託報酬の高いファンドを除外する④売買手数料の安いチャンネルで買う⑤ファンドの資産規模・流動性を確認する⑥分配金にこだわらない⑦過去の運用成績で選ばない 

  • 本書は、個人のお金の扱い方について敢えて体系的な「授業」を行うことを試みます、「講義」といわず「授業」と称するのは、本書が、大学の「講義」よりも易しく、高校の「授業」くらいのレベルで書かれているからです。本書では、運用以外にも、生活の中で生じるお金との付き合い方のあれこれについて、「これが合理的だ」と思う考え方を紹介しています。「お金とは何か」の問いかけに敢えて一言で答えると、「お金とは、それをもって支払いができる手段」でしょう。お金とは、モノやサービスの支払い手段として、みんなに信用されているもの、「お金とは信用である」と言い換えることもできるでしょう。お金が大切なものであることに違いはありません、ですが、もともとある絶対的なものとして私たちの社会を支配するほど、たいそうなものではありません、私たちが「これはお金である」と信用して初めてお金として存在し得る、どちらかというと、お金は「頼りない」存在なのです。お金があるということは、「自由を拡大する手段がある」ということだと考えることができます。「お金があるといいことがある」、加えて、「お金があると、よくないことを避けることができる」という点も重要でです、お金があると、全部ではないにしても多くの不幸を避けることができます。残念ながらお金というものは、たくさんあるほどに「安心」も大きくなるというものではなく、たくさんのお金を手に入れた人は、次に、そのお金が減ったりなくなったりしたらどうしよう、という新たな不安を抱えるようになります。おそらく、私たち現代人が「幸せ」を感じるためには、健康、知識、人間関係、さらに経済力のそれぞれが必要なのでしょう。彼氏であれ彼女であれ、リボルディング払いをするような恋人とは、今後の付き合いを考え直す方がよいでしょう、少なくとも、結婚しはしないほうがいい。手取り収入の三分の一を貯蓄や運用に回して、手取り収入の三分の二の生活費で暮らせば、老後に生活レベルを落とす必要はありません。一人暮らしはもちろんのこと、いわゆる核家族は、経済的にみて非常に効率の悪い暮らし方だといえます、一人で住んでも冷蔵庫や家財道具は一通り必要になりますが、大人数になったからといって、人数分の冷蔵庫は必要ありませんし、澄人が倍になっても光熱費まで倍にはなりません。

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著者プロフィール

経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事入社。その後、野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、UFJ総合研究所など12回の転職を経て現職。雑誌、ウェブサイトの連載やテレビ出演多数。『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(文響社刊・共著)、『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』(講談社刊・共著)など著書多数。


「2022年 『マンガでわかる 世界でただひとつの株式投資入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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