学校では教えてくれないお金の授業

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569818856

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃ初心者には難しかった
    前半はまぁまぁ理解しやすかったしおもしろかった

  • とても読みやすく、大変勉強になりました。

    ・お金があるということは、自由を拡大する手段があるということ
    ・所詮お金は手段、目的ではない
    ・吸った息を吐くようにお金と付き合う(安心してお金ことを忘れられる)ことが理想

    お金があるということは、可能性が増える。
    しかし、お金とは目的を達成する為手段であって、お金自体が目的になってはいけない。
    吸った息を吐くように、お金のことを考えずに生きていくことがお金との一番良い距離。


    ・経済の仕組みの中で生きている以上、自分の労働力はどれだけの経済価値があるかということに敏感であるべき

    自分の労働力の価値について考えたこともない。日本は未だ転職も盛んではないので、自分を見つめ直す機会も少ないのではないだろうか。自分自身がどのようなスキルを持っていてどのくらい経済価値があるのかを考えることにより、仕事に対しての価値観であったり、労働時間といった嫌々過ごしてしまってる時間の価値についても見直す良い機会になるかもしれない。


    ・エルメスを着た豚より、ユニクロを着たカモシカ

    最後はユーモア溢れる名言。私もユニクロを着たカモシカになれるように努力をするのみです。
    欲を言えば、頑張ってお金を貯めてエルメスを着たカモシカになりたいですが。

    お金に対してのことに触れておりませんが、投資などためになることがたくさん書かれている。著者のの本の中でも最も読みやすい本ではないだろうか。
    お金のことに興味を持って、初めて読む本としては勿論、いろいろお金に対しての考えすぎてしまっている人にも、改めてお金に対して考えることのできる本だと思う。

  • 網羅的な内容なので、新たな視点は得られなかった。初心者向け。

  • 大学3年生の頃、株や金融に興味がある頃の読んだ1冊。基礎的な金融リテラシーを学べる。今後の資産形成におけるプランの立て方を少しは考えさせられた。

  • 全体的にお金についての基本的な知識が分かりやすく書いてあった。けれども、私にはまだまだ難しい部分もあったり。
    著者が今、お金を扱うどんな立場にいるのかをきちんと書いた上で書かれたこともあってか、納得のいく部分もあった。
    きっと、これからどんどんとお金についての難しい本を読んでいくこともあるだろうけど、初心に戻りたい時には読んだらいい本だと思った。

  • 山崎元さんはNPのプロピッカーであるし、人となり考え方が興味があったので読んでみる事にしました。「お金の教室」も合わせて読んだのですがかなり重複する所もあり、もうこれ以上この方の本は良いかなという感じです。

    以下役に立ったところを箇条書きで抜粋

    ※銀行が破綻するリスクの事を「ペイオフ」と呼ぶ。ペイオフに対しては1000万以下は預金保険で守られる
    →一つの銀行に1000万以上入れない。
    ※銀行以上の山崎氏が考える安全なお金の預け先は「個人向け国債(10年満期返却)、MRFである。
    →国債は怪しい資産運用よりは安全面は確実&10年満期にする理由は変動金利を利用しているから。MRFは投資信託の一種であり必要な時に換金できるから。
    ※利回りは「複利」「単利」がありどちらで考えているかチェックがいる
    ※資産を2倍にする目安→72の法則が使える
    ※マイホーム購入は「自分のものになるかならないか」だけで考えない事→あくまで生活変化による売却orレンタルに出す可能性を考えれば投資対象として考えるべき
    ※保険に関しては健康保険の「高額医療制度」が十分に知られていない
    ※「投資から貯蓄へ」という動きがあるが投資は個人の為の損得の為に責任をもって行うものと心得るべき
    ※持ち株を売るべき時
    →①現金が必要になった時②銘柄を買った理由がなくなった時③銘柄のリスクが過大になった時
    ※NISAなどの税制優遇制度は積極的に活用すべき→NISAは少額投資非課税制度であり非課税は5年。金融機関の選び方は①投資したい運用商品がある②手数料が安い
    ・・・という事は信託報酬の安いETFが良いのでは。。という判断

  • 山崎さんの本は基本同じ感じなので、1冊読めばいいかなという感じです。基本は抑えられるので良いと思います。

  • 経済評論家である著者がお金について付き合い方や運用などについて書いた一冊。

    本書を読んで従来あるお金に対する悪い考え方を改めるべきであると感じただけでなく、運用についても業界に精通している著者ならではの視点からの解説で深い知識を得ることができました。

    本書を通じて感じたのは銀行や証券会社などの金融のプロにお金のことを任せるのではなく、自分で知識を得て運用していくことが大事であることを感じました。
    そのために本書にある株式や債券、投資信託の知識やや経済循環の流れを把握して、その時に適切な運用を行うことがお金とうまく付き合っていく事なのだと感じました。

  • 1度だけでなく、度々読み返したい本。
    大金を使う予定がある時や節目など、金銭感覚を冷静に保たせてくれるんじゃないかな。

  • 資産運用にとどまらず、お金全体について話題が広がっているため、全体像がイメージしやすかった。良書。
    医療保険や不動産(マイホーム)、ギャンブルについて等々。

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著者プロフィール

経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事入社。その後、野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、UFJ総合研究所など12回の転職を経て現職。雑誌、ウェブサイトの連載やテレビ出演多数。『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(文響社刊・共著)、『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』(講談社刊・共著)など著書多数。


「2022年 『マンガでわかる 世界でただひとつの株式投資入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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