思い通りに伝わるアウトプット術

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569845975

作品紹介・あらすじ

インプット型人間でもOK! 学びが最速で成果に変わる! 東大首席・ハーバード卒弁護士が教える究極の「話し方・書き方・考え方」。

感想・レビュー・書評

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  • 新たな学びは無かったが、似たような主張に触れられた事で、より必要性が確信できた気がする。例えば、恥をかく必要性。質問を果敢に、挑戦するだけで先ずは良しとする。あるいは、会議で発言していない人を巻き込むインクルード技術。ナレーションを完璧に準備して読み上げるやり方は、相手を退屈させてしまう。

    弁護士の経験からの対人スキル、英語の場合はどんな感じか、テレビの収録で意識する事は何か、などは著者特有の視点でもあり興味深い。しかし、どんなシーンにおいても、表現する側に大切な事はあまり変わらない。変わらないから意味がないのではなく、その反復に本著の読書における価値があったと思う。ただ、内容が薄く、30分程で読めてしまうが。

    「落ち込んでクヨクヨする自己憐憫は甘美」。時々感情が乱れるようだが、基本的には、理想に対して自己管理ができる強い人なんだと思う。

  • 言いたいことは全部言わずに、8割にとどめておく。というを心がけようと思った。

  • 「なるほど、実践的!」と思わせる部分と、
    「いや、コメンテーターじゃないし!」と
    思ってしまう部分と、両方ありました。
    どうしてもテレビに出ている才色兼備の印象を
    前提として読んでしまいますね。

  • 分かりやすかったけど、他の本と書いてあることはだいたい同じ

  • 自身で言われてる通り著者はインプットに長けた方との印象。その方のアウトプット術とはと期待大。
    マインド、姿勢は見習いたい。
    評価される機会を多く取りに行く。不完全なままの発信でも評価される機会の数の方が結果として大事。
    自分の軸ではチャレンジ=評価されに行ったことで80点をあげ賞賛する。ズレた質問を多くしに行くことがアウトプットの第一歩。
    複数いるときの会話はやりやすい、パスをどんどん回しシューターが自分である必要はなし。
    個別技術的な点では、得意な領域ほど全部離さない、自分の発言は腹8分でちょうどいい。準備して一旦忘れる。ここでもアンラーン、脳を休ませ離れることは考えや動きの質高める方法としてやはり真理か。

  • 出来なくて当たり前、不完全なものでも複数回
    アウトプット機会を取りに行く
    疲れた印象与えない
    自分を責めない、クヨクヨは自分に甘い可哀想な自分に酔ってる
    好感:抵抗感8:2
    こちらが新鮮な気持ちで
    論理上も良心も恥じることがなければ少数派でも自信を持って発信
    知識:経験7:3で言葉に血が通う
    インプットしすぎの欠点は相手のニーズを読む目が曇る

  • インプットとアウトプットの回転を速くする。
    アウトプットの失敗を次の機会に活かす。
    最初にするのは事実をアウトプットすること。
    仕事は、入試と違って繰り返しゲーム=信頼が大事。

    自分のプレゼンを動画を取って確認する。
    いいたいことは8割に抑える。一度に全部言わない。
    手元のメモは、単語だけ。
    ゆっくり、一拍置いてから話す。

    好意的な聞き手を探す=その人に向けてしゃべる。
    ポリコレ=ポリティカルコレクトネスに注意。

    文章は2パターン。
    結論を述べてから理由を3つ挙げる、相反する二者を対比させる形。
    どちらか形を意識して書き始める。

    エピソードは消化してから書く。
    インプットが多すぎると詳しくなりすぎる。専門家になりすぎると、基礎的知識があることが前提の文章になりやすい。

  • コメントの3要素は
    1.意見

    2.根拠

    3.添える言葉

    意見はインパクトを重視して、内容を明確に表現する。
    根拠は意見に納得感を持たせるもの。
    添える言葉は、あくまで緩衝材。なるべくコンパクトに。

  • フォトリーディング&高速リーディング。

    7回読みの山口真由さんの本で、アウトプットとインプットに特化した本との事で興味を持った。

    自称、努力型の人のその努力のヒントがたくさん詰まっていた。よくある自己啓発やできる人、頭のいい人の本にはない丁寧さがあるのでお勧め。

    下記に付箋を貼った個所の要約を記す:

    28-29:発言をする際に「果敢」であることはOKだが、「ずうずうしい」のはNG。自分を大きく見せない事。どのように気付いたのかをちょっと入れて話すと好感を持たれる。

    59-61:くよくよする事は安楽ゾーンであって、成長する事を拒否した守りの姿勢。いつまでもくよくよし続ける事は実は自身の無いことを肯定して、問題に立ち向かわないで良いよう仕向けている。

    77-78:綿密に準備して、話す時はあえて忘れる。そうする事によって、原稿を読んでいる時のような不自然さがなくなる。

    126-128:文章は2種類。はじめに結論を述べるタイプと、対立する要素を並べて比べるタイプ。
    ほとんどは前者。

    156:インプットの質はアウトプットに影響する。アウトプットを前提に本を読む。

    162-163:本を読むのにも〆切を定める。自分を追い込んでインプットする。ダラダラしないことは、インプットの質を高める。

    184:自分と異なる意見には拒絶を感じてしまうものだが、「なぜそう考える?」という疑問を持つことによって相手の立場が見えてくる。
    ただ相手を「会わない人」と思うのは、多くの人の反応と同じ。

    星四つ。

  • 「書く」「聞く」のアウトプットについてが、今までと違う観点で良かった。文章が読みやすいので、すぐ読めてしまう。

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著者プロフィール

1983年、札幌市出身。2006年3月、東京大学法学部を卒業。同年4月に財務省に入省。08年に退官し、15年まで弁護士として法律事務所に勤務。15年9月~16年8月、米ハーバード大学ロースクールに留学し、卒業。17年4月、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に入学。17年6月、米ニューヨーク州弁護士登録。20年3月、東大大学院を修了。20年4月から信州大学特任准教授となり、翌年、特任教授に就任。

「2023年 『挫折からのキャリア論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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