ケモノの城

著者 :
  • 双葉社
3.22
  • (50)
  • (210)
  • (304)
  • (107)
  • (26)
本棚登録 : 1761
感想 : 281
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238587

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3.0 グロさ極まり。後味悪〜。

  • 午後から読み始め止まらなくなりました。
    とにかく残虐な描写が多くてきつかった。
    なのに止められないという。
    最後が、何通りか考えられるのでちょっとモヤッとしています。
    誰も幸せにならない結末だった。
    人の外見だけど、中身はケモノという人間も存在すると思うと、本当に怖い。

  • 現実の事件を彷彿させる監禁事件の真相とは。歪んだ人間関係、暴力描写に作者の“らしさ”が出ている。最後の切なさもグッとくる。自分の住む町田が舞台だったことに苦笑。

  • 29.1.8

  • 犯人は一応読み手を裏切ると言うか出し抜く設定。こいつだと思わせぶりな書き方だが違う。後出しジャンケンみたいな設定。ヒーロー的なキャラがいないためボヤけたストーリー展開。そこが惜しい。えげつない犯行に焦点を当てすぎかな。

  • 拷問シーンとか普通にぞっとするけど
    それよりなにより特に強くヨシオが感染したかのような
    麻耶が怖い。あと何気に聖子も怖くないか?
    理由のない悪も存在するって当たり前のようで解ってなかった事実を思い知った。

  • グロかった。食べちゃうとかありえない!
    文章は読みやすかった。一体ヨシオは何者だったのだろうか。

  • 最近、穏やかな小説ばかり読んでいたんだな。と気付かされました。誉田さんの「ケモノの城」
     
    まず、読むタイミングを考えてから読みましょう。食事しながらは、かなりキツイです。
     
    いつの間にか、寄生されて搾取されて殺されて。
    恐らくは現実にある話ですよね。恐ろしい。

  • 実際にあった北九州の監禁事件をモチーフにした話。
    新堂冬樹も同じテーマで書いていたが本作はミステリ仕立て。
    なかなか目を背けたくなるような凄惨さ。

  • ・実際の事件が元ネタらしい

    ・マインドコントロールされた被害者が
     自分の家族を巻き込んで、加害者にもなっていく

    ・描写がグロイところは、読み飛ばした

    ・自分に降りかかったときにどうすれば良いのだろうと
     不安になってしまった

全281件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

誉田哲也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×