- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575238662
感想・レビュー・書評
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渋谷で出会った不思議ちゃんは"悪意"を退治する地夜叉使いだった
…香砂の存在が不可思議なのに、読み入っちゃった
連続殺人鬼をつかまえるまでスリリングでした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長沢樹の、ちょっとファンタジー入ったミステリ。
奇抜な要素のある青春譚が好きなので、個人的には結構お気に入った。
ミステリとしても、派手さはないがペース配分が安定的で悪くはないと思った。
最後のあたり、バトルシーンらしきあたりも、普段は好きでない展開なのに関わらず、気にならなかった。
これまでの著作では、ベスト。
4 -
「悪意」というのが今作のキーワード。欲求が人を突き動かしてしまうある種のホラー要素もある作品です。
登場人物は長沢さんらしいと毎回思います。 -
“消失”シリーズのような作品かなとおもいきや、SFっぽい作品であった。まさかこんな展開になるとは。まんまとミスリードには引っかかりましたがね。うん。
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メインになるネタが純ミステリ的には難しい素材ということを十二分に分かっていて書かれたお話なことは伝わってくるんだがそれが成功してるかというとやはり微妙なわけで。
ただ個人的に云えばこの人の小説は好みなんでオレ的にはアリかなあと。 -
「悪意」と闘う謎の少女と、渋谷で起こる連続事件。一見普通のミステリかと思いきや……あれ、そういう傾向の話だったの? そこは意外ではあったけれど、「そういう話」だと思って読んでいたらまたしてもミステリ的な仕掛けがあったりも。終盤に近付くにつれ、ぐいぐいと引き込まれました。
ややホラー的要素もあって、シュールな印象。でも「悪意」の部分については現実的にもわからないでもない、かも。そしてそんな存在と闘う彼女の存在は非常にカッコよく思えました。 -
SF?美晴が良い
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収束するまでの危なっかしさが、魅力。
悪意が、ロジックで説明できたら、ミステリとして受け入れられるかもしれないが。
できないからこそ、香砂は、魅力的なんだろう。
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2014/12/03
移動中 -
著者だけで選んで内容知らずに読んで驚いた。消失シリーズより好き。面白かった。