赤い刻印

著者 :
  • 双葉社
3.16
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本棚登録 : 346
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239638

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    どの作品も仕掛けがあって、あっと驚かされます。特に『秘薬』は良かったです。
    『傍聞き』がとても良かったので長岡さんの作品を読んでいるのですが、どうにも読後の重苦しさに慣れることが出来ません。イヤミスなのか社会派なのか、文章が淡々としていて救いを感じられないからなのかもしれません。否、『秘薬』のように光を感じられる作品もあるのでしょうけれど、それが伝わりにくいということなのかなぁ・・。うーん。

  • この人の作品だなぁって納得!
    うまい、話が素晴らしい。
    長編よみたいなぁ

  • 相変わらず巧いなとは思うけど,短い話だからか,それ以上がない。

  • 短編ミステリ。
    こんなこと実際に起こるの?と思いつつ、ミステリとして楽しめます。

  • 127-11-12

  • 短編集。まったく違う内容での4編。「教場」しか読んだことがなかったけれど、全体の雰囲気はよく似てる。小説慣れしていないひとも、読みやすいかな。
    2016/10/16読了

  • おもしろかったぞ

     キレのある短編集。凝りすぎて、もしくは読み手の努力と理解力が不足していることでわかりにくい作品もあるものの、どの作品もなかなか手応えがあって満足。

     彼の作品は、短編集だからなのかどれも背景の説明がさらっとしている。だから、謎解きというかトリックというか、真実にスポットライトをあてるラストが際立つ。逆に言えば、そこですべてを理解しないとさっぱりおもしろくないわけだな。この意味で、おもしろいと感じる打率は60%くらいかな。残り40%は、なんとなくって感じになっちゃうのが少し残念。

  • パワーダウンを感じた。傍聞きのような話しが読みたい。

  • 【収録作品】赤い刻印/秘薬/サンクスレター/手に手を 

    *どの登場人物もぎりぎりのところで立っている。ここを切り抜けても先が見えるとは限らないが、生きるとはそういうことの積み重ねだ。

  • どれもいい短編集でした。「赤い刻印」「手に手を」」「サンクスレター」良かった。

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車」で小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」の1位、「本屋大賞」6位などベストセラーとなった。他の著書に『線の波紋』『波形の声』『群青のタンデム』がある。

「2022年 『殺人者の白い檻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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