人間動物園 (双葉文庫 れ 1-5)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 476
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575510447

感想・レビュー・書評

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  • 途中で挫折

  • ミステリーとしてのひねりは効いていると思うのだが、この作家の文体が自分にあまり合っていないように感じて、素直に楽しめなかった。

  • はぁ〜面白くなかった。
    どんでん返しはそうやけど、ハラハラドキドキもないし、はじめに結論ありき、だからかな。
    ▼書評
    腐敗政治と甘んじる大衆と、両方に生き方を揺れ動かせながら、自己満足で死んでいく犯人。

  • 連城さんの小説は『恋文』みたいなのが好きです。

  • このミス ベスト10、2003年版7位。久々にミステリーっぽいやつ。アイデアは独自性があって面白いけど、ちょっとひねりすぎ。ストーリーも表現もちと難しいし、動機とかの説得力に乏しくぼやけた感じになってしまって惜しい。

  • 書店の超オススメコーナーにあったので購入。
    スピード感あるサスペンスで、今までにない誘拐劇にのめり込んでしまいました。
    とにかく伏線が多くて、終盤回収するのが大変だろうと思いつつ読み進んでいましたが特に混乱することなく読了。新しい発想の面白い作品でした。

    読みやすい文章でテンポが良かったので、政治的な絡みが入ってくる作品があまり好きじゃないのですが楽しく読むことが出来ました。
    ドラマ化したら面白いだろうなと思っていたらwowowで既にされていましたね。概ねぴったりのキャスティングでしたが、温水洋一さんだけが思っていたのと全く違っていたので残念です。いや残念ということはないか。

  • もう次が読みたくてしょうがなかった。
    誘拐、盗聴、汚職、動物、流血と興味深く、人間の内面の描写も緊迫感があり面白かった。

  • 先日人騒がせな『誘拐事件』の連絡をした女から
    また再び誘拐事件だという電話が。
    またどうせ…と思って行ってみたら、何と誘拐は誘拐でも
    被害者は隣に住んでいる人、だった。

    狂言なのか本当の誘拐なのか、犯人は一体誰なのか。
    誰もかれもが怪しくて、4歳の娘までもが
    怪しい感じで流れて行きます。
    犯人の狙いも妙に分からなくなってきた、と思ったら
    どうやら固まってきた犯人の目星。
    けれどまた、わけの分からない状態へ。

    しかもまさかの落ちがあるわ、1億円の驚きの使い道。
    ドラマでしか見た事ないですよ…そんな使い道。
    ある意味豪勢?w

    しかしこれ、母親の立場に立ったら恐ろしい状態です。
    恐怖どころではなく、発狂しなかったのがすごい。
    確かに信じたく思うのは犯人です。
    警察、四六時中張り付いてくれてるわけはないですし。

  • 先に「造花の蜜」を読んでいて、この話を読み始めて
    あれ?また誘拐ものか…なんかところどころ設定も似てる…と思い、嫌な予感がしていたが、この話の最大の罠までも全く同じだった…。こんな使いまわし許されるの??期待して読んだのに、がっかり。

  • 帯の内容によって、期待してしまい、期待ハズレへ…。かなり中盤まではダラける感じでした。徐々に読ませてくれるんですが、ラストがなんだかな~。ユキをもっとキャラ立ちしてたら楽しめたのに。残念!

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著者プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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