- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575510447
感想・レビュー・書評
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アイディア、トリックはいい。まわりくどい文体があまり好みじゃなかった。
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このミステリーはすごい!!なのかなあ?
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連城マジック炸裂。
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記録的な大雪にあらゆる都市機能が麻痺するなか、汚職疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。被害者宅の至る所に仕掛けられた盗聴器に、一歩も身動きのとれない警察。追いつめられていく母親。そして前日から流される動物たちの血・・・。二転、三転の誘拐劇の果てにあるものとは!?連城マジック炸裂の驚愕ミステリー。「このミステリーがすごい!」2003年版・第7位。待望の文庫化!!。
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誘拐を取り扱う作品によくみられるような、
緊張感溢れるスピーディーな展開は、この作品ではあまりない。
そのかわり、登場人物それぞれのの心情が細かく綴られる。
そのため物語は遅々として進まないようにみえる。
その事に若干苛立ちながら読み進めると意外な展開が
待ち受けていて驚かされる。そこは面白かった。
ただやっぱり心情の記述中心で物語が進行するのが
影響しているのか、事実関係がわかりにくかったのと、
誰の心情が書かれているものなのか読み返さないと
わからなくなる部分があった。
犯人の言う動機には釈然としない思いが残った。 -
タイトルに惹かれて読んでみましたが。
ちょっと名前負けしているような気がします。
核となる部分の逆転の発想はとても良いんですけど。
話が二転三転して振り回されすぎて意味が分からなくなります。
技巧派というのは分かるんですけど、少し脈絡がないかな。
不要に感じる部分が多くてかなり冗長に感じました。
結末も何か腑に落ちないというか、すっきりしない。
動機もまた理解も納得もしづらかったですね。
21世紀には書かれたと思えないほど昭和の匂いがします。
携帯とか出てくるんで、技術的な部分ではないんですが。
いい意味でレトロといった感じでしょうか。
動機も現代的ではないように感じたからかもしれません。
ドラマ化されているそうですが、映像も厳しいかな。
文章を読み続けるには結構しんどい作品でした。 -
どんでん返しあり、ひねりありの内容でおもしろい。
2002年の作品らしくちゃんと携帯なども出てきているのだが、なんとなく・・内容が古くさい感じ。
スピード感とか緊張感がないというのか・・ -
対談に出ていた本。これは誘拐もの。
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2006年1月19日読了