斬新 THE どんでん返し (双葉文庫 あ 39-07)

  • 双葉社
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本棚登録 : 546
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575526578

作品紹介・あらすじ

人気作家が、最後の最後で物語の景色を一変させる「どんでん返し」をテーマに描くミステリーアンソロジー。驚き5連発の小旅行をお楽しみください。
芦沢央 / 阿津川辰海 / 伊吹亜門 / 斜線堂有紀 / 白井智之

感想・レビュー・書評

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  • ジャンルの違う確かに斬新などんでん返しがあった。

    ただ、作品によっては
    読みづらい、きついと思うものもあるかもしれない。


    雌雄七色は読み返してしまった。
    短いのに1度では吸収できない内容、作りだと感じた。

  • 小説推理2023年2月号芦沢央:踏み台、2022年10月号阿津川辰海:おれ以外のやつが、5月号伊吹亜門:遣唐使船は西へ、2月号斜線堂有紀:雌雄七色、2021年8月号白井智之:人喰館の殺人、の5つの短編を2023年4月双葉文庫刊。シリーズ6作目。芹沢さん、阿津川さん、伊吹さんの話が、どんでん返し感は少ないが興味深く面白い。白井さんは気味が悪かった。斜線堂さんは、三度読みしたが、書簡の順序の正解がわからず脱落しました(おそらくこうというのはわかるのでそうだとするとどんでん返し度は少ないかな…いや違うのか?)。

  • 阿津川辰海のおれ以外のやつがが良かったです。
    白井智之の人喰館の殺人は相当グロテスクな作品ですが先が気になりサクサク読み進められました。

  • タイトルでもう、どんでん返しがある、とわかってしまっているわけで、それはもうどんでん返されないのでは、とちょっと思っていた私は甘かったー!
    どの作品もきっちり、驚きのどんでん返しが。
    その上、トリック的などんでん返し、心情のどんでん返しなど、作品によってどの要素でどんでん返してくるかが違うのが面白かった。

  • タイトルにこれでもかという感じの修飾子でどんでん返しと付いていると、作家さん書きづらいのかなと思いましたが、
    十分楽しめます。ちょっとエログロありますが。
    雌雄七色は順番に並べられない私には少し難しかったです。

  • グロくてロジカルな多重推理…白井智之さん本領発揮の「人喰館の殺人」が抜けていた。次点で伊吹亜門さんの「遣唐使船は西へ」。あとはインパクト弱し。

  • 【収録作品】「踏み台」芦沢央/「おれ以外のやつが」阿津川辰海/「遣唐使船は西へ」伊吹亜門/「雌雄七色」斜線堂有紀/「人喰館の殺人」白井智之

    そこまで切れ味は鋭くない。

  • なかなか面白かったです。

  • どんでん返しといえばどんでん返しだったけど、期待してたほどおお〜とはならなかった。
    普通に面白く読めた。
    「雌雄七色」は今っぽい感じだと思った。
    「人喰館の殺人」はちょいエログロ要素を含みつつミステリーとしてしっかりしていたのが面白かった。

  • 2023.05.02
    どれも読み応えあり、コスパ良し。
    私は白井智之に驚いた。初めて読んだ作家なので。

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著者プロフィール

1984年東京都生まれ。千葉大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2012年『罪の余白』で、第3回「野性時代フロンティア文学賞」を受賞し、デビュー。16年刊行の『許されようとは思いません』が、「吉川英治文学新人賞」候補作に選出。18年『火のないところに煙は』で、「静岡書店大賞」を受賞、第16回「本屋大賞」にノミネートされる。20年刊行の『汚れた手をそこで拭かない』が、第164回「直木賞」、第42回「吉川英治文学新人賞」候補に選出された。その他著書に、『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『貘の耳たぶ』『僕の神さま』等がある。

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