- Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575725773
感想・レビュー・書評
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中盤あたりから一気に駆け上がる!心理描写が秀逸。福本でいちばんすきかもしれない…
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金
ギャンブルだけでなく、社会情勢など
世の中の金の動きに焦点を当てた作品
プラスしてバイオレンスもあり、
福本作品にしては良くも悪くもバランスの良い漫画
内容が少し難しいので、
じっくり読みたい人向け
続きが見たいが描かれる事はないだろう
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途中で終わった感は否めないけど、福本漫画で一番面白いと思う。
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名作。駆け引きがすごい。
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日払いの仕事をしながらギャンブルをして暮らしていた森田の前に現れた謎の男・銀二。彼は裏金を巧みに操り、金にすがる人々の本性を暴いていく。その銀二が森田へと持ちかけた仕事。目の前に置かれる五千万円。銀二が発した言葉は「人をひとり…殺してもらいたい─」というものだった。大金が飛び交う裏の世界で、悪党たちが人の欲望の隙間を狙って生きていく物語。
株価操作をして企業を相手取って売り抜ける仕手戦の駆け引きのすごさ。銀行や政治家の癒着を暴き、その中でのギリギリの立ち回りは手に汗握る。負ければすべてを失う場所で、相手の隙を突く銀二のカッコよさ。また、捕まった銀二たちを助けるために勇気と知恵で切り抜けた森田の機転もよかった。
そうした物語の面白さはもとより、金によって暴かれる人の本性、本質に目を奪われる。森田を試した時に彼を評した銀二の言葉が印象深い。
「奴は金に無抵抗な欲ボケやロボットじゃないっていう事 人だ… 金より上に人をおいている 自分の頭で考え動ける…まっとうな人間だ…!」
大金を目にした時、善悪を自分にちゃんと問いかけられるのか。金を使う存在なのか、金に使われる存在なのか。こういう描写が面白い。
「殺す人間の…世界は広がらない…必ず閉じていく…!」
この言葉も好き。殺すを排除すると言い換えてもいいかもしれないなと。
信念や良心を持ちながら飛び込んだ裏の世界。森田は魑魅魍魎が渦巻くこの世界でどう生きていくのだろうか。 -
※全8巻セット
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4〜5
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個人的に福本先生の書いた作品の中で一番の傑作。何回読んでも面白い。
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思い出の漫画シリーズ(笑)。
最初の“仕手戦”のハナシは少々難しかったけれど・・・
“八百長競馬”のハナシも、(面白くはあるけど)全く興味が無い世界が舞台だったけれど・・・
“もしかして打ち切られた??”と思うような、よくわからないラストに不満は残るけれど・・・
面白い。。。。。
「天」?・・・面白いけれど、若干間延び
「アカギ」?・・・中断前(ワシズ麻雀の前)までなら、最高に面白かったけどね。
「カイジ」?・・・ダラダラ長過ぎ。集英社の連載引き伸ばしじゃないんだから…。
「黒沢」?・・・これこそ“打ち切り”じゃん
・・・福本伸行の最高傑作は「銀と金」だ、と、声を大にして言える。
★5つ、9ポイント半。
21世紀になったばかりの頃に購読。
【追記】
「賭博覇王伝零」を読了(未完。打ち切り?)した機に、追記。
やはりやっぱり、福本さんの最高傑作は「銀と金」だと思うんだよね。。。
↑にも書いたように、打ち切りのような終わり方(実際、少なくとも初版本には最終回の表示は無いし、11巻も最終巻扱いではなかったし)だと思っていたけれど、、、近年見かける情報では「全11巻」と。
今回Wikipediaを読んだら、はっきり“打ち切り”と書かれていた(苦笑)。
あんなに面白いのに……。
しかも、「福本作品では『銀と金』が好き」っていうファンも多いのに……。
原哲夫さんの「北斗」しかり、
宮下あきらの「男塾」しかり……掲載誌を代えた続編(?)も、一定以上の人気を得ていることだし……
車田正美の「聖闘士星矢」なんて、出版社まで移籍しちゃってるし……
別雑誌でも、別出版社でもいいから、続きを描いてほしい。
もし連載再開したら、きっと福本ファンは大喜びするよ?
売れるよ?
『黒沢』の続編よりきっと売れるよ?
ねえ、小学舘さん。
ねえ、『近代麻雀』さん。
2016.04.28.書。 -
「カイジ」「アカギ」などで有名な福本伸行先生ですが、個人的には1番好きな作品です。
何百億もの金が動く裏社会に生きる人々を描いた漫画で、2人の主人公森田幸雄と平井銀二の修羅場をくぐる姿に何度もしびれます。
仕手戦、絵画、ポーカー、麻雀、殺人鬼との戦い、競馬など様々なストーリーが次々と展開するため飽きることなく最後まで読んでしまいます。
男と男の命を懸けたしびれる戦いを見たい人にはぜひオススメです。
著者プロフィール
福本伸行の作品






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打ち切り みたいな終わり方が少々不満ですけど・・・
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