悲しみにさようなら (二見文庫 ハ 7-12 ザ・ミステリ・コレクション)
- 二見書房 (2004年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576040851
感想・レビュー・書評
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幼児誘拐という重いテーマ。
ヒロインの気持ちに感情移入しすぎて
早く早く!と頁をめくる手が止まらず。
終盤のミラの決断に泣きました。
個人的には最後のまとめ方に
納得できました。
が、やはり一抹の切なさは拭えません。
10年の時間の長さ...
そして最後の最後にまた涙。
良い作品。
寡黙で男臭いディアスも好み。
ディアスの海辺の家に住みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生後間もない息子を攫われたミラ。10年間、離婚や家族からの冷たい言葉に耐え、自ら行方不明者を捜索する団体を立ち上げ、ただ息子を取り戻すべく戦い続けていた。そこへついに、事件の鍵となりそうなディアスと出会う。バウンティハンターであり、時には殺し屋でもあるディアスもとても魅力的。10年間の苦悩、臓器や赤ちゃんの売買に直面した恐怖、事件解決後、ボロボロの状態からの再起まで、心情がとても丁寧に書かれているので、ミラの様々な想いがリアル伝わってきたのがとても素晴らしかった。
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二人の強い愛によって詳細は省かれるのだ。
トゥルー結構好きだったんだけどアッサリ逮捕されてしもうた。 -
泣けた。子供を誘拐されてやっと見つけたのに手離さなきゃならないとか辛すぎる。でもラストで彼が会いに来てくれてよかった。それにしてもディアスって結局は誰に雇われてたのかなぁ…スザンナとギャラガーもあっさり逮捕されて出てこなくなったし。それでもこの話は凄く感動的だった。
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捕食者ヒーロー * 追跡者ヒロイン
ロマンスよりも母親の子供を想うストーリー展開が印象に残るお話。
ヒーローもヒロインも真っ直ぐな気質で裏表が無く、面倒な駆け引き無。 -
殺し屋 × 行方不明の子を探す母
読みはじめが辛い。小さい子がいるから余計に、自分だったらとか色々考えちゃって。ロマンス気分だだ下がり。
殺し屋が活躍し始めたあたりからサスペンスもロマンスも盛り上がり、終盤は涙なしでは読めない。
殺し屋ディアスの意外と正直で直球な言葉がツボで身悶えしました(´Д` ) -
話が重すぎる…ストーリーがつらい。
良い本だとは思う。 -
誘拐された我が子を探すヒロインと協力するヒーロー