ほほえみを待ちわびて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫 イ 2-4 ザ・ミステリ・コレクション)
- 二見書房 (2010年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (532ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576100142
感想・レビュー・書評
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早くに両親を失い、家庭教師として身を立てながら、ひとり強く生きてきたアレクサンドラ。彼女はやむない事情から、ハンサムだが放蕩者として名高い伯爵ルシアンのもとで雇われることになる。アレクサンドラをひと目で気に入った伯爵は、従妹をレディに育てるという仕事のかたわら、愛人になって自分にも個人授業をほどこしてくれないかと持ちかけた。アレクサンドラはその言語道断な誘いをきっぱりと拒絶するが、やがてある事件をきっかけに、ふたりの仲は思いもよらぬ方向へと進みはじめる…。
最初はなにごとにも自嘲気味なヒーローがどんどん変わっていく様が面白い。学校にヒロインを訪ねて行ったり、窓を修理したり、必死に求婚する場面はなかなか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
早くに両親を失い、家庭教師として身を立てながら、ひとり強く生きてきたアレクサンドラ。彼女はやむない事情から、ハンサムだが放蕩者として名高い伯爵ルシアンのもとで雇われることになる。アレクサンドラをひと目で気に入った伯爵は、従妹をレディに育てるという仕事のかたわら、愛人になって自分にも個人授業をほどこしてくれないかと持ちかけた。アレクサンドラはその言語道断な誘いをきっぱりと拒絶するが、やがてある事件をきっかけに、ふたりの仲は思いもよらぬ方向へと進みはじめる…。
シェイクスピアって犬につける名前?でまずうけて、フラミンゴでまたうけて、
なんですか?コメディ?って思ったらどんどんロマンスになっていった感じでした。
トリロジーのようなので、次の作品探してみます。
Reforming A Rake by Suzanne Enoch -
素敵だわ。
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結婚なんてありえないヒーローが、爵位をついでくれるはずの人を次々と亡くし、さらには未婚の嫌いな、いとことその母親の義理の叔母も同じ屋敷に住むことになり、早く嫁に出して、自分も跡継ぎをもうける為に結婚しなくてはならなくなった。いとこを早く結婚させるために雇った家庭教師にヒーローは知らずに惹かれていくが・・
ヒーローとヒロインのやり取りや、いとこもぼけぼけのようでしっかりしていて楽しかったのですが、ヒロインが結婚を避ける言い訳が私には弱い気がしたので★3つです。そんなにかたくなにならなくても、一人で強く生きようとしなくても、結婚しちゃえば?と思った次第でした。