鬼の花嫁~仙桃艶夜~ (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 121
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110097

感想・レビュー・書評

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  • 鬼×訳あり両性具有。エロ多めでございます。

  • BL版鬼ヶ島。
    雉や猿が擬人化して出てきます。前半は童話そっくりで鬼退治に行く話です。
    身かし馴染んだ話がパロになっていてなんだか白けてしまいました。
    後半は貢ぎものになっちゃった主人公と鬼のお話です。
    両性具有モノという事で西野花先生の魅力が存分に発揮されてます。
    エロだけさらっと読みたいならイイと思います。
    お話はを楽しみたいなら…。
    挿絵のサクラサクヤ先生は兎耳本とかを出されているので、絵の魅力が存分に発揮されてます。

  • ネオロマン御伽噺。
    鬼の王×桃太郎…ではなく、両性具有美人です。

    桃から生まれた、のあの御伽噺が下敷きになっているファンタジー。鬼退治のために人身御供となり、鬼の花嫁に仕立て上げられた桃霞は鬼が島へと嫁がねばならない身。ある使命を帯びて島へと渡り、あとは昼夜関係なく鬼の王である神威や、鬼たちにあれこれ凌辱されまくられ、次第に肉体が開花していくところがメイン。ずーっと、そんなシーンばかりです。

    鬼退治のための両性具有の必然性が、私にはあまり感じられなかったかも。神威にはおいしいところだったみたいですが。
    むしろ術によって封印されていた本来の姿のみでも、充分大丈夫だったと思いますよ。確かにエロは倍増されていましたけどね。
    エロはおなかいっぱいになるほどありましたが、欲を言えば神威の鬼的?な、桃霞がメロメロになるほどの魅力とか、二人の精神的な愛の高まりとかを掘り下げて描いてほしかったかなと思います。Hシーン描写に入れ込むあまり、他のエピソードが貧弱になっていたような気がします。

    犬、猿、雉のお供もちゃんといたけど、あまり活躍してないし。

    両性具有といえば、山藍紫姫子センセをすぐに思い浮かべる私としては、やはり比べざるを得ないです。
    悪くはないけど、ベストがあるのでそれを超える作品というのはなかなか難しいですね。

  • 人外もの。受が本来の姿に覚醒するまでの過程が鬼畜ですね。

  • 本来、人外モノは読まないのですが、
    西野さんであるという事とふたなりという事で購入。
    BL版桃○郎という感じで、面白かったです。
    後半は目を話せない展開で、引き込まれました。

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