キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

著者 :
  • 文研出版
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本棚登録 : 452
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580811430

感想・レビュー・書評

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  • 5歳息子と図書館で借りて読んだ。
    長新太の絵には馴染みがありましたが、この本は初めてでした。

    繰返しの面白さに、息子もくいついてきました。

  • 寄贈本
    状態:貸出可
    ※利用対象者:本学の教職員と学生に限ります。

  • 長新太さんの独特な世界観をもつ絵本。
    ある日道で出会ったお腹を減らした「ブタヤマさん」。
    お腹が減っているので、キャベツくんに「お前を食べさせろ!」と迫ります。
    この時点でもう「え!」友達じゃないのか?と驚き。笑

    なぜか小さい頃大好きだった絵本。
    大人になって読み返してみたら、なんであえてこの本が好きだったんだろう・・・ってちょっと疑問。笑
    でも長新太さんの絵本って子どもに人気なんですよねー。
    たぶん子どもの時にしか響かないユーモアや表現っていうのがあるんだろうなぁ。

  • 長新太らしい「トンデモ」展開
    ページをめくるたび、どんなかなぁとドキドキ
    ブタヤマさんと一緒に「ブキャー」と叫んでみましょ☆

  • なんともナンセンスではありますが、テンポの良さがたのしくて、おもわずブキャー!と叫んでしまいます(笑´∀`)

    たぶんナンセンスな中にも意味はあるんでしょうが、そんなことよりもまずはテンポ。絵本に意味を見出さず、とにかく展開のおもしろさを求める方にはおすすめ。また、文章も短いので、子供にも読んであげやすいです。

  • 1年4組 2010/7/3
    3年3組 2011/1/25

  • はらぺこのブタヤマさんに食べられそうなキャベツくんが、「食べるとこうなるぞ!」と言葉巧みにキャベツを食べた動物を連想させて、最終的には説得成功して食べられずに済んじゃうお話。
    キャベツを食べたそれぞれの動物の「そうはならないでしょ?!」な形がコミカル。
    母はお団子みたいになったヘビさんがツボでしたよ。1個目で気づこうよ(笑)

  • 【たく2歳5ヶ月】
    「のみだから見えない~~」とかのくだりのユーモアや、最後のオチのペーソスは分かっていなさそうだけれど、ゴリラやゾウが空に浮かんでいるところはとても楽しそうに聞いている。

  • キャベツくんを食べたら「こうなる!」
    ブタヤマさんとキャベツくんのやりとりがオモシロイ。

  • キャベツくんはブタヤマさんにあいました。
    この名前でもう私は大好き。

    ブタヤマさんはおなかがすいてフラフラ。
    「おまえをたべる!」そういってキャベツくんをつかまえました。

    キャベツくんは小さくて子供みたいです。
    ブタヤマさんは大きくて大人みたいです。

    子どものキャベツくんが言うこと対して、
    大人のブタヤマさんが「ブキャッ!」びっくりしたり、
    「じゃあ、~どうなるんだ?」聞いたりします。
    そんなところに会話の面白さを感じます。

    大きなきいろい空。
    きいろい大地が作る地平線。
    このきいろいいなぁ、うっとりしながら、
    私はいろいろなことを想像しました。

    意味がないところがいいんです、

    ブタヤマさんのよだれがかぜにのって、
    やわらかくながれていきました。

    やわらかくながれるよだれを見られる機会はそうないと思います。

    長新太さんの絵本でなら可能です。

    大好き、よくわからない、がわかれる本でしょう。

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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