痩せる筋トレ痩せない筋トレ (ベスト新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584124307

作品紹介・あらすじ

「いつも新しいダイエットを試しては失敗する」「今年こそはと思うが長続きしない」それは自分に合った方法が選択できていないからです。ボディメイクの原則は本当にシンプルです。まずは正しい知識を身につけること。そして現状を知り、どうなりたいかを把握してください。誰かにとってのベストメソッドは、あなたにとってのベストメソッドではありません。筋トレか、有酸素運動か、食事制限か。はたまたその組み合わせがいいのか。「自分が自分のパーソナルトレーナーになる」それが"最短""最効率"のメソッドです。

感想・レビュー・書評

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  • 筋トレ初心者でも読みやすい内容でした。
    求める体に合わせ、筋トレがいいのかそれとも有酸素運動がいいのか。
    またカロリー燃焼の仕組みや、筋肉を肥大化するために必要なトレーニング方法や栄養素などが書いてあり、勉強になります。
    効率のいい痩せ方というのが読めば学べるので、普段からトレーニングをがむしゃらに頑張っている人ほど読んだら響くと思いました。
    また、トレーニングに対して消極的な人も読んで見れば"できない"ことは無いと考えを改めざる負えないです。

  • 「太りやすい」と「痩せにくい」は別物、とは膝ポン。「筋トレ→有酸素運動の順番が大切」と「筋トレの前後は食べる、有酸素運動の前後は食べない」は山本ケイイチ氏と同じ示唆。
    トレーニングの部分はともかくも、個人的には食生活の見直し部分で、脂肪に厳しく糖質に甘いのが気になるところ。

  • 文字通り、筋トレについて語った一冊。

    既知の話も多かったが、実践的で参考になった。

  • シンプルだが理論に基づいているので納得。
    早速頑張りたい。

  • 欲しい知識が手に入りました。

    元々、大学では体育学科卒業ですが、筋トレが大嫌いだった僕は、在学中一度も筋トレに関して科学的なアプローチをした事がありませんでした。

    しかし、スパルタンレースとゆう世界的な障害物レースに参加した時に、見事に惨敗。
    自分の肉体の弱さを実感しました。

    そこから筋トレに目覚め、名著「プリズナートレーニング」に出会ってから、プリズナートレーニング略してプリトレをしてますが、そこには科学的根拠が不足。

    根拠の迷子になっていたところ、比嘉さんの本に出会いました。

    ・軽いエネルギーを摂取してからトレーニング開始
    ・大きな筋肉から優先的にトレーニング
    ・筋トレ後30分以内に、タンパク質とちょっとの糖質を摂取

    早速、実践しております。

    答えは筋肉のみぞ知る。。。

  • 筋トレには順番がある。
    筋肉は休ませる日も必要。

  • とてもわかりやすく、かつ、説得力のある説明。この手の本は説得力が大事だと思う。そのためには、なぜそうした方がいいのか、そうしてはいけないのかという理由を書いてくれないとわからない。この本にはそれがきちんとごまかしなく書いてあるところがいい。

  • 速筋は大きくなりやすい=代謝が上がる。
    遅筋は大きくならない=代謝は上がらない。

    35歳くらいまではインスリンの上昇でもタンパク合成は刺激をうける。若い時は特に運動をしなくても筋肉量が保てる。

    グルカゴンはホルモン感受性リパーゼが活性化するので脂肪を分解する。しかし同時に糖新生を促すので筋肉量も低下する。

    基礎代謝60%、運動代謝30%、食事誘発性熱生成10%。
    おにぎり一個分200カロリー、30分のウォーキングも200カロリー。どちらを選ぶか。

    ロングブレスダイエット=アイソメトリック収縮=ボディービルダーのポージングと同じ。

    体幹トレーニングは筋トレとしては非効率的。

    筋トレは短期的長期的にカロリー消費が多くなる。

    重さ、回数、どちらでもよい。辛くなるまでやる。
    精神的に楽なのが10RM3セット。
    セット間のインターバルは150秒まで。短くてもよい。
    筋トレは一日5分でもOK。5分間の腕立て伏せ、スクワット、背中。腹筋。

    速筋は最大筋力の50%をけると動員される。日常生活では使われない。つきやすく落ちやすい。

    朝の筋トレ、昼から夜が理想。トレーニングの時間を固定化して習慣化する。
    食間に行う。

    ファスト→スローで行う=ファストで損傷を与える。スローで成長ホルモンを与える。

    大きな筋肉から。太もも、胸、背中、肩、腕(上腕)、お腹、ふくらはぎ。
    スクワット、腕立て伏せ、タオルラットプルダウン、腹筋。

    朝食の時間を遅らせる=昼飯の時間が遅れるまたは量が少なくなる。

    トレーニングの3原理、5原則
    過負荷の原理、特異性の原理、可逆性の原理
    斬新性の原則、全面性の原則、意識性自覚性の原則、個別性の原則、反復性継続性の原則

    エキセントリック収縮=コンセントリックより1.2~1.5倍大きい。速筋が動員される。エネルギー消費が少ない。筋肉痛になりやすい。筋肉の成長が早い。

  • 何を食べるか、何をするかの選択を少しずつ変えていく。
    基礎︰運動︰食事代謝=60:30:10
    基礎代謝のうち筋肉が30%。(全体の20%)
    加圧トレーニングは筋肉が高負荷状態と同じ環境を作り出すので効果あり。
    筋トレ→有酸素運動が効果的。
    週2回が効果的(100)週1回は35。
    食後2時間が効果的。
    大きな筋肉から鍛える。小さい筋肉がボトルネックにならないよう。
    たんぱく質はとる、脂質は極力抑える、糖質はたんぱく質と同時にとる。
    エキセントリック収縮(伸びる時に過負荷をかける)が効果的。

  • これまでに得た知識の再習得と整理に役立った。
    「痩せる、痩せない」の根本的は議論の終着点は、
    本当にシンプルだ!

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著者プロフィール

CALADA LAB.代表取締役。
1983年、福岡県生まれ。早稲田大学スポーツ科学部卒業後、東京大学大学院に進学。
石井直方研究室にて筋生理学を学ぶ。研究と現場のハイブリッドトレーナーとして活動中。科学的エビデンスを基にした「えびすメソッド」を提唱。多くの人々のボディメイクを成功に導いてきた。
ミッションは「世の中のボディメイクの考えをシンプルにする」こと。
『自重筋トレ100 の基本』(エイ出版)、『スロトレ+ 目指せ! 2 か月で3 歳若返り(NHK テキスト 趣味どきっ!)』(NHK出版刊)など、著作、監修本多数。

「2023年 『動ける体を取りもどす  「姿勢筋」 トレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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