([え]2-13)海底の魔術師 江戸川乱歩・少年探偵13 (ポプラ文庫クラシック え 2-13 少年探偵)

著者 :
制作 : 小路 幸也 
  • ポプラ社
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本棚登録 : 119
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591109632

作品紹介・あらすじ

沈没船の引き上げにあたった潜水夫たち。暗い海底で船体を調べていた彼らの目の前に飛び込んできたのは、鉄でできた怪物だった。ひょんなことから賢吉少年に託された鉄の小箱の秘密とは!?地上にまではいあがり小箱をつけねらう怪物に、明智探偵が挑む。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第13弾。
    『加山雄三さんですよね』『若大将シリーズですよね』と誰かに同意を求めたくなる爽やかな表紙。

    沈没船の引き上げ作業にあたった潜水夫たちが海底で見たのは、鉄でできた怪物だった。ある人物から鉄の小箱を託された宮田賢吉少年が事件に巻き込まれていき、明智探偵と海底に住む怪物の首領との知恵比べが始まる。

    20年前に沈んだ『海底の大金塊』って夢がありますね。今回の話は、今の子どもたちより、大人の方がワクワクして読めるんじゃないでしょうか。
    潜水夫たちが海底で活動する描写がとてもリアルに感じました。

  • 装画、挿画 吉田郁也
    ほかより大人びたタッチがおもしろい。あと少年たちの笑顔がいかにも楽しそう。画家の色があるなあ

  • 沈没船の引き上げにあたった潜水夫たち。暗い海底で船体を調べていた彼らの目の前に飛び込んできたのは、鉄でできた怪物だった。ひょんなことから賢吉少年に託された鉄の小箱の秘密とは!?地上にまではいあがり小箱をつけねらう怪物に、明智探偵が挑む。
    【巻末エッセイ/小路幸也】

  • 面白かった

  • 二十面相分が足りない。
    カニロボットとか海底人とか技術力はすごいのだが。

    あと書きにちょっとほろっときてしまった。
    確かに今読むとありえなえいって設定なのだけれど、
    この本が懐かしさとわくわく感を与えてくれたのは確かなのだ。

  • 巨大なカニとか、鉄の魚人とか。。。
    ありえない(笑)と思いながらも読んだ。

  • 少年探偵団シリーズっぽくない.

  • 今度は沈没船で「大金塊」探しだ! というわけで、海洋冒険モノでした。鋼鉄の人魚やら巨大蟹との海中決戦とかアクションシーン満載です。
    それ以外のところがこじんまりとまとまっちゃってて、ちょいとぶっ飛び方が物足りなかったよ。次は頑張って下さい。二十面相(四十面相)様。

  • 1955年発表

  • 2010.04.11読破

    巻末エッセイ/小路幸也

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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