言ってはいけないクソバイス

著者 :
  • ポプラ社
2.89
  • (3)
  • (8)
  • (13)
  • (8)
  • (5)
本棚登録 : 142
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591146590

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 仕事に性別を持ち出してくるやつは仕事ができない人が多い、という自論に痺れた。世の中は魑魅魍魎であることよ。

  • 犬山さんの返しが傑作。
    じぶんもクソバイスしないよう気をつけよう。

  • 今週の病院暇つぶし図書館本。

  •  求めていないのに語られる。
     余計な/的外れなアドバイス=「クソバイス」についての考察と、その対策について書かれた本です。

     目次を開くと、誰でもひとつは言われた経験のある「あるある」なイヤな一言が並び

    「なんであの人はこんなこと言うんだろうなあ」

     とため息をつきつつも、その考察が気になる内容になっています。

     100例にわたる読者投稿で構成された「クソバイス」にはその傾向に迫るエッセイと可愛らしくも毒のあるイラスト、そして対策として仕返しの一言が掲載されています。
     しかし、その例を見ていると

    「実際に言い返すと、さらに角が立ちそう」
    「そもそも、クソバイスをしてくる人には何を言っても無意味では」
    「というよりも、言い返す意思や勇気のない人がこの本を手に取っている可能性が……」

     という気分になり、面白く読み進められる一方で実用性に欠けるように感じたのも事実です。

     そういった点から、実践してみるというよりは

    「こういう嫌なこと言う人いるよね」

     とストレス解消に利用して笑って読むのが適した本です。
     実際に使ってみるのは……少し覚悟が必要です。

  • 紹介されている「クソバイス」の数々は、確かにこういうのあるよな、という感じで大変面白いのですが、それに対する「クソバイス返し」が、軽妙なつもりなのかもしれないけれど、笑えないどころか、実際にこれを云ったらその後の関係にも影が落ちそうなものばかりで、非常に気持ちが悪い。この部分をなくすか、直接は云い返せないけれど、本当はこう云いたいという「本音」を書いた方が良かったのではないかと。

    なお、私はここに出てくるクソバイスを被弾している方たちとかなり似た状況にある人間ですが、実際にクソバイスを受けたことはほぼないので、クソバイス返しを習得するよりも、クソバイスを受ける隙を作らない、ということが大事だと思いますね。

  • 犬山紙子さんって、スルースキルが無い人なんだなぁというのがまず感想。
    現代を生きていくのに辛い若者か、と思ったらいい年齢の方だった。
    クソバイス返し?とやらは全部負け犬の遠吠えにしか見えなくて、痛快な返しをしてやったわ!感が痛々しい。
    クソバイスだけをまとめて、こういう奴いるよね〜って面白本の方がまだよかったかも。
    クソバイス返しが全くピンとこず、余計にもやもやしました。本にするほどの内容じゃないかな...

  • 自分がクソバイザーになっていないか不安で・・。
    ただ、これってセクハラと同じで相手との信頼関係だな・・。
    たいして親しくもない関係で親しくなろうとしてマウンティングよりも柔らかく相手を支配するには〜。みたいな成れの果ての行為だな・・。
    うおおおおおおお。
    だいたい内容は恋愛とか結婚とか出産だった(こう、犬山氏読者の年齢層的にそういうのが多くなりがちなんだろうけど・・)ので、本当にそういう話はしないのが1番だな。
    あたらずさわらず・・ねぇ。
    なんかそれも寂しい気がするけど。
    でも、賢い生き方なんだろーなー。

    あー、腹割って色々話したいよー。でも、そういう相手って満たされててポジティブでセンスよくなきゃダメなんだなー。って、自分そんな色々求められる身分か?という謎のぐるぐるです。
    でも、すげー身近にいっぱい居るんだけどね。そーゆー人。
    そーゆー人が相手してくれるかまた別問題で。ハハハハハ。

  • 201510/クソみたいなアドバイス=クソバイスの事例とそれに対する返し集。と言っても、役立つ系ではなく、いるいる・あるあるな共感で溜飲下げる的なカンジ。これ読むのはされる側が多いと思うけど、自分も普段何気に言ってしまってることがクソバイスかもなので気をつけよう…。

全20件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

‘81年大阪府生まれのコラムニスト。’11年、“美女にもかかわらず負けている恋愛エピソード”を収集した著書『負け美女?ルックスが仇になる?』(マガジンハウス)でデビュー。その後も『高学歴男子はなぜモテないのか』(扶桑社新書)、『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社)など計14冊の著書を上梓。近年は執筆業のみならずTVコメンテーターとしても活躍。『スッキリ』(日本テレビ系)、『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)、『報道ランナー』(関西テレビ)にて日替わりコメンテーターとして毎週出演中。

「2020年 『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

犬山紙子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×