- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591148266
感想・レビュー・書評
-
難病を持つ大野さんが一人暮らしを始めました
最初の鍵が2この段階から大変そうだったのに、一人暮らしだなんて!!
さらに震災でピンチになります
日本は難病や車椅子の方たちにとって、優しい国ではないんだなと思いました。
難病を抱えながらも、誰かの役に立ちたい!と思える大野さんがすごいと思いました!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダヴィンチプラチナ本から。希少な難病に罹患した当事者からのルポ。ちょうど震災と時期が重なったこともあり、有事における対応にも言及される。当たり前のことが不自由になった立場に思いを馳せることが出来る、なかなかに得難い読書体験。
-
以前から気になっていた本だった。
ようやく読むことができた。
書かれている内容は重い。
まずもって筆者の抱える病の症状の大変さ。
治療を続ける心身の負担。
そのうえ医療費の負担、制度の複雑さが重なる。
でも、軽い文体で書かれ、ページをめくる手が止まらなくなる。
自分を客観視して、時にユーモラスにさえ描き出す。
一番興味深かったのは、SNSでつながった人が、「ほんの通りすがり」のように、突然助けにやってくること。
これは、もちろん筆者の人柄が魅力的であるからもあるのだろうけれど…。
助けることに見返りもない代わりに、期待もされない。
そんな形なら、むしろ人に親切にしやすいことがある。
目からうろこが落ちた気分もする。
でも、少し後になって考えてみると、自分もそうかもしれないと思えてくる。
これがもし、普遍的な人間の発想にあるなら、うまく生かして社会につなぐ方法ができるといいな、と思う。 -
1.目的
難病女子が、どのようなきっかけで、今の活躍に至ったのか知りたかった
2.得られたこと
ひとは辛いことを乗り越えた時に、何か天命に気づく。
彼女は自身の難病と闘いながら、東日本大震災を経験し、当時ツイッターで、同じように病気で動けないひとの状況を発信し、助けをつなげた。それが今の仕事につながっている。
3.アイデア
なんの前ぶれもなく、同じ状況に立たされた今、これを乗り越えた先を想像していきたい。私たちに何ができるだろうか?強みを掛け合わせたら大きな社会貢献ができるような気がする。 -
所蔵無し (※現在発注中です!)
「コミカルで笑えるけど難病について考えさせられる本でした。」
コメントをありがとうございました!
(黒板書架「当事者の心を知る」特集コメント ”あなたのおススメ本を教えてください”より) -
916
-
大野更紗
-
『困ってるひと』『さらさらさん』の続編。難病に苦しみながらも退院を果たし、シャバに出た著者を待ち受けていたのは…
『困ってるひと』を読んだ時には感じなかったのに、読んでいて気が重くなった。