- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591159996
感想・レビュー・書評
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2022.1.23
あっという間に読み終わってしまった。
生と死。人との繋がり。再生。未来に言葉を残すということ。
かなり重い話も多かったけど、それでも生きててよかったと思う登場人物に感動しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ完結編。
予想通り、最後の章は弓子視点でした。
でも個人的に印象に残ったのは、最初の章の「星をつなぐ線」に出てくる星座早見盤。
どんなに素敵なものなのか見てみたい!
私は次のシリーズの月光荘シリーズを先に読み始めてしまったので、この巻で浮草や街の木の地図のことを詳しく知ることができて、なんだか不思議なかんじです。
今また月光荘を読み直したら、また心持ちが違いそう。
1人で細々と始めた活版印刷屋さんが、色んな人と繋がって、やれる仕事も広がっていって、静かだけど強く優しい物語だったなぁ。
「慣れたことだけしてたらダメなんだ」って言葉、三日月堂でも月光荘でも何度か出てきた気がする。
川越を舞台にしているシリーズ全体のテーマなのかな。 -
このシリーズは大好きで読み進んできたけど、今回の巻はウルっとくるシーンがなかった。少し飽きてきたのかも。番外編は、続けてすぐに読もうとは思わないなぁ。
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みんないい人で・・・
そりゃ、そうなるよね
あまりにもいいお話過ぎる -
図書館で。シリーズ一応終了の巻なのかな。
雲のエッセイの話はちょっとしんみり。そして川越に行きたくなりました。そんな良い所なのか。大分前ですが佐原に遊びに行った時も情緒あふれる良い街だなぁと思ったのですがあんな感じなんだろうか。小江戸というのか。
それぞれの縁が繋がって本が一冊出来るのかぁと思うと感慨深い。さらにオマケなのか続巻が出ているようなのでそれも楽しみ。
そう言えば私が子供の頃は学級文庫とか冊子はゲラ版とか言うので刷ってたなぁとふと思いだしました。鉛筆だかボールペンだかで複写式のに清書して。今は普通にコピー製本なんだろうなぁ… -
水上さんの書籍化への葛藤が深かった。
最後は恋のキューピッドにもなっていたし、いい人だった。