- Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592162179
作品紹介・あらすじ
堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ──。
昭和20年3月某日、平穏だった日々は一変する。日本兵の隠れ場を狙い撃った米軍の襲撃。多くの仲間を失った長い1日を生き延びた田丸らは、再び日常を取り戻すべく、立て直しを図る。そして迎えた同年8月15日。日本という“国"は戦争を終えた。では、ペリリュー島で生き残った兵士の“戦争"は──!? 来るはずのない反攻の日。その日を待ちながら、生きる。
戦場で過ごした若者たちの“青春"──真実の記録。
2019年7月刊
感想・レビュー・書評
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必死で生き延びようとする日本兵たち。
しかし、米軍は掃討を完了したものとして、攻勢は弱まります。
そして敗戦。
米軍は少しずつ撤退を始めますが、ペリリューの兵たちはその事実を知らず、反攻の機会を待って潜伏を続けます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙の青空と笑顔が美しくて悲しい。
ここまで一気読みしてきた。2019/12/29現在の最新刊。来月の新刊がもう待ち遠しい。
片倉兵長、相変わらずの敵も味方も邪魔な奴はぶっ殺すマンでブレない。あんなことあったのに、なにこの人、鬼?怖いよ。しかも衝撃の真実「寺生まれ」。寺生まれのKさんマジやばい。
入木さん、英語堪能マン。マジ即戦力。
高木、サイコパス高木。怖い。超怖い。
少尉、尊い、上司にしたい。
伍長、健か。生きてほしい。
着々と、本土が攻撃され、原爆が落とされ、戦争が終わる。そうおわる。
終わっても、この島の戦いは終わらなかった。史実だから、この島で何人の日本兵が生き残ったか知っている。ああ、まだ死ぬ。まだ死ぬのか。
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昭和20年8月15日の日本降伏を知らないまま、ペリリユ-で生き残った兵士たちは、反抗の日を待ちながら潜伏を続けている。本編が最終巻とならず、更に1年が過ぎていく。読むのが辛すぎる。
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ペリリュー島で孤立し、必死に生きる兵たち。
常に死と隣り合わせのまま過ぎていく日々。
日本では沖縄に侵攻され、原爆が投下され、
そしてついに「その日」が訪れる…。
正直、「あと少しだ」と思っていました。
「その日」さえ訪れれば、彼らの苦しい生活にも
終わりがくるのだと。でも、戦争は、孤立は、
そんなに簡単なものではありませんでした。
まだ続く彼らの「戦い」の日々。
彼らへの救いの手は、いったいどこからどうやって
もたらされるのでしょう。悲痛。でも目を逸らせません。 -
4刷 帯
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終戦から1年
あれだけ頻繁に米軍基地に侵入してても
気付かないのであれば、その理由も欲しいところ。 -
アメリカ人も闘いたくない。日本人も。何の為に戦うのか。個人には、恨みもない。戦争は、不条理。人は、愚かだ。