- Amazon.co.jp ・マンガ (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592162797
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
集大成。ただ、ただ、号泣
-
西郷隆盛、己言わせておけばコノヤロウ!!ってなってたところを…!
胸がすく思いでございました。天晴!
無血開城、よしながふみさんの描く大奥の畳み方が素晴らしくて惚れ惚れ。
最終巻、やきもきもさせられつつも心に平穏を与えてくれました。
天璋院様の胸の奥にずっとあったモヤモヤ、少しでも軽くしてくれて一読者としても安堵。
暗い夜から始まり、夜明けの空を明るい表情で見つめる歴代将軍の表紙も素晴らしかったです。
カバー下まできっちりデザインされてるの、完結した今初めて知りました!
魂消た!(って書くの初めて知ったんで使ってみたかった:笑)
幕末から明治、そして現代へ無理なく続くかのような描写。
見事な手腕、素晴らしい作品をありがとうございました。 -
キレイにまとまってたなー、と感心。
字が多くて読みにくいけれど、面白い!
これは電子書籍では無理です。
1巻から読み直したい。
個人的には、『きのう何食べた?』のほうが好きです。 -
愛が多すぎて受け止めきれない
有功に瀧山、、流水紋、立ち姿も全て描き方がかんぺき
登場人物多くて描きわけが素晴らしいけど、眼差しだけはずっとおなじでいる。繋いでいくんだな
終盤まじ激アツシスターフッドという感じ流石の一言。。
何巻だったか、疫病が落ち着き始めた頃に
育児に家事にいっぱいいっぱいの女性が
「これで私も働かずに済む(夫も働きに出れる)」みたいなこと言ってたのが印象的で、そうそう、本来男女平等とはそういうことなんだよと思った
自分がしんどい時にバランスを取る、そこに何も理由付けなんていらない。。
どんな社会構造でも
必要があろうがなかろうが、枠組みに沿ったロールが与えられてしまうし、「だから男性は/女性はダメなんだ」と言われてしまう。
今も昔も、そんな逆風にたいし背中を押してくれるのはフィクションだろうがいつだって歴史。。 -
読者にとってはこの漫画自体が没日録で、没日の時代にあるような今であっても、意志を継承していくことで乗り越えられるっていうような話
-
江戸時代260年のその歴史の長さ濃さに匹敵するほど重厚で長い連載がやっと終わった。どう現代に繋がっていくのか最初は全く見当もつかなかったがゆっくり時間をかけて男女の逆転がひっくり返っていく様は鳥肌が立った。本当に色んなドラマがあった。悲しい事件、つらい恋、ささやかな日常、泣く話ではないのに涙が出てしまうところも幾度もあった。長い間女が苦しみながら支えてきた日本はあっという間に男尊女卑に飲み込まれてしまう。最後の津田梅子の登場は、新紙幣のこともあり、この物語が令和に繋がっていることを強く感じさせてくれる。
-
本当によくできた歴史lf
読む前はレディコミ?とあまり期待してなかったが大きく裏切られた
それぞれの時代を生きた将軍とそれを取り巻く家臣や町人、多くの人の人生を追いかけることができる
あまりに切ない生き様は、「もし歴史が〜だったら!」と考えて楽しむきっかけになるかも -
学生時代は歴史が苦手で、徳川家の人似た名前多くて覚えられなかったのですが、この漫画で総覧を見ながら読んだら覚える事が出来ました。男女逆転している所が有るので、そこはそのまま覚えては駄目ですが。
最後はその部分もきちんとされていて、流石だなと思いました。
個人的には滝山が面白いです。