- Amazon.co.jp ・マンガ (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592162797
感想・レビュー・書評
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西洋をならった頃から、日本における女性の立場は弱くなったのではないか、そんなことを考えているだけに、これが史実であって欲しいと願うばかりですw
史実を元に男女を入れ替える、本当に見事でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後は和宮が主役! そのためのここまでの伏線だったか。そして、このラスト! フェミニズムマンガの矜持を見た。
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胸熱…。最初から最後までどのシーンを切り取っても、この一言。
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和宮の、上さまの意向を叶えようとする思いと実行力に、泣けてきた。
代々続いた徳川家の女将軍たちの守りたかったもの。江戸の町と人々の暮らし。
大奥を築くきっかけとなったお万の方の思い。
そして最後に登場する人物。
性を問わず、才能ある人物は平安に世を切り開いていくという未来へ続いていく。
素晴らしい完結でした。 -
やっと長い徳川の歴史に終止符が打たれ,最後も収まるべきところはうまく収め,女性の活躍に未来をつなげた見事な幕切れ.素晴らしかったです.また最初から特にお万の方様のところを読みたくなりました.
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見事だったなあ。おかげで徳川幕府と将軍の概要がわかったし、それを女性化して200年以上の架空?の歴史を作り上げ、たった19巻で現代に収めた構成力のすごさよ。そしてミソジニーはやっぱり西洋が持ち込んだものだよなと改めて実感。そうよそうよ、卑弥呼や天照大神の存在が示すように、この国の始原は「女性は太陽であった」はずなのよ。さて今こそ我々も声を上げ、わきまえず、力を示し、だけれどそれ自体を目的とせず、自然の調和の中に生きる社会を取り戻さなくては…何の話だ。
とにかく感動でした。よしなが先生、ありがとうございます。 -
ついに江戸城無血開城。
勝と西郷の会談でまさかの和宮が大活躍!
格好いい!
そして歴代の女将軍のことも知らず、「女に政は出来ない」と断言する西郷のなんとムカつくこと。
その根拠はなんな訳?
男なら誰でもできるって事だってないでしょう⁉︎
長い歴史ものだったので登場人物が多くて、最後までなかなか覚えられなかった。
似た顔が多くて。。 -
今回1番グッときて涙が出たのが和宮の想いと言葉。とうとう完結でしたが納得と満足と、この作品に出会えた事への感謝
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良いおわりかただった。また最初から読み返したいな