- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592733027
感想・レビュー・書評
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先日放送された「ZIP!」の中で、宇宙飛行士の野口聡一さんがおっしゃっていたことがすごく心に残っている。
「食事は一番の文化紹介」
「食を起点としたつながりやコミュニケーションの大切さ」
まさにそれらが感じられる一冊だった。
糸さんが訪れた旅先での魅力的な食事やエピソードは数あれど、
一番身近な崎陽軒のシウマイ弁当が心の底から食べたくなった。
「喜びや楽しみは、誰かから与えられるものではなく、自分で探し、自ら生み出すもの」
このコロナ禍で、より一層心に染み入ることば。
「食」はその最たるものだと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
有名でも高級でもない料理。本の真ん中の、たぶん著者による撮影の料理写真を、文章と何度も行き来してしまう。
何気ないけれど、きっと関係性でおいしい料理は、食べてもないのに自分にも存在する関係性を思い出させる。
異国の料理、というのも、またよい。情報不足で不明なことも、食べたことのない料理の魅力になっている。フィレンツェで、たぶんここだろうと、間違っていてもいいから、おいしい街の食堂で食べたくなる。 -
あー、ラトビアに行ってみたい。黒パン食べたい!どんな国なのか気になる。
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キャビア
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旅したい。そして、その地域のご飯が食べたい。
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どこにも行けないこの時代に世界中を旅しているような気分になれた。
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カトリーヌのスープの話、いいなぁ。
←最初から読み直したときも、いいなと思った。
小川さんの旅に併走しているような気分になれる本。ずっと積読していたけれど、自分もプチ旅をした後だからこのような旅に連れていってくれる本を手に取りたくなったのかも。
南仏のキャビア
←今となっては笑い話。こんな風に思い出深い体験となるのも旅の醍醐味。一生心に残る体験が出来ている。
小川さんの比喩が情景をイメージさせるのがとても上手で、家の近くでコーヒー飲みながら読んでいるのに旅の最中である気持ちになれる。
小川糸さんの本、結構好きな気がする。
表紙がとても素敵でジャケ買いから手にとったけど、あまり知らない行先にふらっと行ってみたらすごくゆっくり出来てよかったみたいな本。
バルト三国、南仏、ドイツ、イタリア、フランス -
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旅と食べることが健やかに美しく生きることにつながっている.
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バルト三国に行くときにぜひ持っていきたい一冊。