せかいいちのねこ (MOEのえほん)

著者 : ヒグチユウコ

• 白泉社 (2015年11月20日発売)

感想・レビュー・書評

[ikaさんの感想 · 2021年5月22日]

ほっこりした話
なんとなく不思議な国のアリス感がある

[サマーさんの感想 · 2021年4月23日]

猫の顔がリアルで、すごくかわいい。
猫が着てる服もおしゃれでかわいい。
この本をよんで、猫って本当にいろんな模様があるよねぇ…と、ため息混じりに思いました。

誰かのために動いてくれる優しい猫ばかりで、読んでいて心もあたたかくなった。

[Writing Channelさんの感想 · 2021年3月14日]

【こん.【腸活アドバイザー®︎ 】：https://note.com/konkoncolon】
ニャンコの家にいる本物の猫である“いじわるねこ”がニャンコにかけた 『おまえの不安なきもちは　おれもほかのねこも　みんなもっているんだよ』 という言葉が胸に刺さって泣けてしまいました。 　
この本を出会ったとき、私は人間関係に悩みを抱えていて、 （私ではない別物になりたい。） （どうして私だけが…） と自暴自棄になっていた時期でした。
この言葉がまるで自分に言われているようで、すっと胸に入ってきて、心が軽くなりました。 今でも何か悩んだり、落ち込んだりすると見返しています。

[かわずさんの感想 · 2020年10月3日]

弟がやたらとこのスタンプを使ってて、「それなんなの？」と聞いたら「絵本のスタンプだよ」と教えてもらった。
「この絵本はね、教科書に載せた方がいい」と弟は言う。「ぜひ読んでほしい」と快く絵本も貸してくれた。弟は灰色の猫のぬいぐるみも買っていた。

借りたはいけど、この猫結構クセ強いよな。なんかよく分からん変な生き物と一緒にいるし。
そう思いながら読んでたのに気付いたら猫のこと大好きになってた。ニャンコ。かわいいニャンコ。一生懸命で優しいニャンコ。アノマロもよく分からない生き物だけどかわいいね。
私はいじわるねこがとても好きです。

幸せな気分になる絵本だった。教科書に載せた方がいい。

[パン吉さんの感想 · 2020年7月28日]

ヒグチユウコ展 CIRCUSに行って存在を知った絵本。
読んでみたくて、揃えたくて…誕生日に友だちにリクエストしてプレゼントしてもらいました。

リアルで緻密で繊細なイラスト。
それだけでずっと見てられるのに、主人公のにゃんこがまた愛しい。
帽子のねこや本屋のねこ、おねえさんねこにいじわるねこ。
出てくるねこたちもどのこも個性豊かで可愛らしい。
序盤からにゃんこの気持ちに寄り添って切なくなりながら、一気に読むのがもったいなくて毎日ゆっくり読みました。
大事にだいじに置いておきたい1冊。

[゜つよし。さんの感想 · 2020年5月18日]

ヒグチユウコさんの『せかいいちのねこ』。感動で、涙がうわあ！って溢れでた！！　ぬいぐるみのニャンコの、自分のことを考えていた頃から、色んなねこたちと出合いと別れを繰り返していく中で、相手のことを誰よりも思う優しさという強さが、ニャンコを成長へと導いてくれる。見ている者（それは、子供であれ、大人であれ）ニャンコと人々の出逢いが、我々現実世界においえも同じように、絆や繋がり、唯一無二のありがたさ。そんな『大切』なことを、ページを開けば一瞬で、思い出させてくれる。　素敵な絵本でした…。

[佐川 エチャリさんの感想 · 2020年3月20日]

全ての登場人物が愛しく思える、大人も楽しめる絵本です。

[mayugecoさんの感想 · 2020年3月1日]

2020.1月。
はじめて読んでみたヒグチユウコさん。独特な世界にずぶずぶ入り込んでしまいそうな。

[まろめるさんの感想 · 2019年10月28日]

ヒグチユウコさんはイラストレーターと思っておりました。図書館で絵本をみつけ文もヒグチユウコさんで驚きました！読んでみると文と絵が織り合わさってじんわりあたたかい気持ちになる可愛い絵本でとても良かったです！！絵だけでなくこんな素敵なお話しもつくれて才能のある方だなあと改めて感じました。絵の表情やしぐさがとても可愛く、文と合わせた時に愛くるしさをものすごく感じました。ぬいぐるみ好きのわたしは、トイストーリーやプーさんなどぬいぐるみやおもちゃが動いて心を持っていて持ち主との愛情関係のある世界が大好きで、まさに好みにもドンぴしゃ。繰り返し読みたいため買うことにしました。未来自分の子どもに読ませたい一冊です！

[emyさんの感想 · 2019年8月26日]

ニャンコが愛しすぎて、ぎゅっと抱き締めたくなる絵本。

著者プロフィール

画家。多摩美術大学油画科卒業。東京を中心に定期的に個展を開催しつつ、ファッションブランドや画材メーカーなど、様々な企業とのコラボレーションを展開している。2015年１月より、自身のオリジナルブランド「Gustave(ギュスターヴ)」を展開。独自の世界観を色濃くだしながら幅広く活動し、絶大な人気を博している。
著書に『ふたりのねこ』（祥伝社）『せかいいちのねこ』（白泉社）『ヒグチユウコ作品集』『Museum』（グラフィック社）など。

「2016年 『すきになったら』 で使われていた紹介文から引用しています。」