アルド・わたしだけのひみつのともだち

  • ほるぷ出版
3.64
  • (16)
  • (19)
  • (30)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 249
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593502806

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館
    研修の課題本。孤独な少女と彼女のイマージナリーフレンド、アルド。
    読み聞かせの研修だったのですが、読む人によって受ける印象変わるなあ、と実感させられました。
    私は鬱々とした感じに読んだんですが、前向きに、ああこの子はきっと強く生きていけるわ と思わせる読み方の人もいて。

    読み聞かせには難しい本だと思います、対象を選ぶなあ...

  • アルドがひみつの友達という少女の孤独さがとても切ないです。

  • 子どもの頃の思いを忘れてしまった大人はこの空想世界に一笑してしまうのかもしれません。でも、そんな大人こそ「アルド」の存在が必要なのではないでしょうか。

     孤独にあぐねる時がある。周りに言えないこともある。そんな時、見えない何かが支え、後押し、踏ん張ることのできる力が欲しいと願う事はないだろうか。そう願うのは弱く意気地なしと一瞥されるのだろうか。

     「アルド」は誰の中にも必要なのだと思う。「アルド」とひとときを過ごす大人であってもいいと思う。

  • カンガルーハウスで紹介してもらった本。
    ありそうでなかったようなお話。
    こういう絵本があってもいいのではないか。
    私も小さい頃に読みたかったな。
    一人でも多くの子どもに読んであげたい。
    谷川 俊太郎さんの訳がまたいい。

  • 絵が面白い。

  • いつも わたしのそばにいてくれるといいな。

  • うん。わかる気がする。訳がいい。

  • バーニンガムの描く動物はみな 優しく寂しい顔をしています。孤独なこどもの気持ちがわかるからでしょうか。

  • ジョン・バーニンガムも、すっかり大ファンになっています。
    子供の味方です。「いつもちこくの男の子」など、今、子供が置かれている立場を、皮肉っぽく描いているのです。バーニンガムは相当怒っているのでしょうね。
    子供には、大うけ、大人は考え込む。。そんな話。
    これは、アルド(大きなうさぎのぬぐるみ)という架空のお友達がピンチに助けて来てくれるというお話です。
    こういうの身に覚えがありませんか?身に覚えがなければ、あたなは幸せな子供だったのでしょう。
    アルドが居なくて済めばいいですが、アルドが必要な時、居てくれることも大事です。

全35件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

ジョン・バーニンガム:絵  1936年イギリス、サリー州生まれ。ロンドンの中央美術工芸学校を卒業。はじめての絵本『ボルカ―はねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後『ガンピーさんのふなあそび』(ともにほるぷ出版)で再度受賞をはたす。『いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』(あかね書房)、『ねえ、どれがいい?』(評論社)、『ドライバーマイルズ』『ガンピーさんのサイ』(BL出版)など作品多数。2019年1月逝去。

「2021年 『パイロットマイルズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョン・バーニンガムの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ユリー・シュルヴ...
酒井駒子
モーリス・センダ...
A.トルストイ
ばーじにあ・りー...
ジョン・バーニン...
ジョン・バーニン...
マーガレット・ワ...
ジョン バーニン...
ガブリエル バン...
なかがわ りえこ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×