- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593502806
感想・レビュー・書評
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図書館
研修の課題本。孤独な少女と彼女のイマージナリーフレンド、アルド。
読み聞かせの研修だったのですが、読む人によって受ける印象変わるなあ、と実感させられました。
私は鬱々とした感じに読んだんですが、前向きに、ああこの子はきっと強く生きていけるわ と思わせる読み方の人もいて。
読み聞かせには難しい本だと思います、対象を選ぶなあ...詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもの頃の思いを忘れてしまった大人はこの空想世界に一笑してしまうのかもしれません。でも、そんな大人こそ「アルド」の存在が必要なのではないでしょうか。
孤独にあぐねる時がある。周りに言えないこともある。そんな時、見えない何かが支え、後押し、踏ん張ることのできる力が欲しいと願う事はないだろうか。そう願うのは弱く意気地なしと一瞥されるのだろうか。
「アルド」は誰の中にも必要なのだと思う。「アルド」とひとときを過ごす大人であってもいいと思う。 -
カンガルーハウスで紹介してもらった本。
ありそうでなかったようなお話。
こういう絵本があってもいいのではないか。
私も小さい頃に読みたかったな。
一人でも多くの子どもに読んであげたい。
谷川 俊太郎さんの訳がまたいい。 -
絵が面白い。
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いつも わたしのそばにいてくれるといいな。
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うん。わかる気がする。訳がいい。
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バーニンガムの描く動物はみな 優しく寂しい顔をしています。孤独なこどもの気持ちがわかるからでしょうか。
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ジョン・バーニンガムも、すっかり大ファンになっています。
子供の味方です。「いつもちこくの男の子」など、今、子供が置かれている立場を、皮肉っぽく描いているのです。バーニンガムは相当怒っているのでしょうね。
子供には、大うけ、大人は考え込む。。そんな話。
これは、アルド(大きなうさぎのぬぐるみ)という架空のお友達がピンチに助けて来てくれるというお話です。
こういうの身に覚えがありませんか?身に覚えがなければ、あたなは幸せな子供だったのでしょう。
アルドが居なくて済めばいいですが、アルドが必要な時、居てくれることも大事です。