夜明けを待ちわびて (MIRA文庫 JW 1-1)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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本棚登録 : 36
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596915252

感想・レビュー・書評

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  • Black Dagger BrotherhoodシリーズのJ.R. ウォードさんがジェシカ・バード名義で書いたもの。

    3人兄弟の真ん中で幼少期の虐待で人を信じられなくなっているショーンが主人公。
    ヒロインのリジーが優しくて心が綺麗で素敵だった。

    ちらちら出てくる兄と弟のお話は刊行されてないのかしら??
    出てるなら読みたいなー。

    あと、まさかのBDBのあの方が出てた!!!
    ビックリ。
    BDBの続きも読みたいなー!

  • BDBのブッチの名前がでてくる1行だけで満足♪

  • こんなに侮辱されても、好きなんだなぁ。

  • 金融界で成功を収めているものの凄まじく人間不信気味なヒーローが父親の死によって、純粋で心の優しいヒロインと出会い、惹かれあっていくストーリーです。
    ヒーローが子供の頃に父親から虐待されていたエピソードが出てくるものの、彼がヒロインを信じきれない気持ちは、過去の女性関係にあるんじゃないかなと思ってしまいました。
    誰ともきちんとした信頼関係(友情など)を、築けない悲しい人という意味では、やはり子供の頃の経験が、根深く傷跡として残っているのかもしれませんが…。
    ヒーローのことを魅力的だなーと感じられなかったのが残念。彼に関しては、特に見せ場らしいものも無かったしなぁ…。
    それにしても、ヒロインは周囲の人のために、頑張りすぎだし、生活の為とはいえ、働きすぎだろう…と、体力、精神面共に、心配になってしまいました。
    ヒーローはぱっとしなかったものの、ヒロイン側には見せ場があり、人としての魅力を感じられたのが救いだったと思います。
    この作者さんが書いた『ブラック・ダガー・ブラザーフッドシリーズ』が面白かったので読んでみましたが、個人的には、それほど盛り上がるシーンも無く、ちょっとイマイチに感じてしまいました。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    若き金融界の寵児ともてはやされ、富と名声を手に入れたショーンには誰にも言えない過去があった。そんな彼の元に驚くべき知らせが届く。長く疎遠にしていた父親が死んだというのだ。電話の主は父親の家の間借り人で看護師のリジーという女性だった。彼女がお悔やみを言い、父親の人柄を讃えれば讃えるほど、ショーンの心は冷えきった。この女の狙いは金なのか?ところがリジーと対面した彼は、想像とはまったく違った純真無垢な彼女の魅力に惹きつけられてしまう。リジーが欲しい。だが、もしもあの過去を彼女が知ったら…。

    なんかウォード色が薄かった気がする。
    もちろんショーンと利ジーの物語なんだけど、ショーンのお父さんの生き方やリジーとのかかわりをもっとしっかり描いて欲しかった。
    リジーやさしすぎ。
    わたしなら許せないかとも思うけれど、道具箱見たらだめかな?
    リジーママのその後も気になります!

    The billionaire next door by J.R. Ward

  • オバニオン兄弟シリーズ?36歳でウォール街大物の次男ショーンが父親の死亡で故郷に帰るところから始まる。死を看取った看護婦エリザベス・ボンドと、父親からの虐待や富豪に成ってからの人間不振であるショーンが、徐々に育んでいくロマンス。読みごたえがあり、軍人の兄や、フットボールの選手の弟のストーリーも、是非読みたい。3兄弟がみんな虐待の記憶より解放されるハッピーエンドが欲しいです。

  • 帯にあるようには泣けなかったが それでも虐待被害者の 心にのこる恐怖に支配された日々がどれだけ長くツライ時間だったのかわかって心が痛かった。天使のようなヒロインが晩年介護した老人の姿から虐待加害者の姿を想像することが難しい。それでも三兄弟の次男ヒーローが彼女との出逢いでそれを乗り越えていけそうな予感がする終わりかたは救われた。長男の苦悩はどこまで深いのか。障害を持った三男の苦悩はどこまで酷いのか。彼らのことがとても気になる。

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著者プロフィール

J.R.ウォード   J.R.Ward
ロー・スクールを卒業後、ボストンの健康センターや国内の医療センターにチーフ・スタッフとして長年勤める。
そのかたわら、ロマンス小説を書きつづけ、2005年に発表した『黒き戦士の恋人』が全米で空前の大ベストセラーとなる。
現在は夫と愛犬のゴールデン・レトリバーとともにアメリカ南部に在住。

「2019年 『灼熱の瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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