他者の苦痛へのまなざし

  • みすず書房
3.61
  • (24)
  • (34)
  • (47)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 670
感想 : 39
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622070474

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ソンダクの写真論。報道写真に対する考察。

  • ニコ生から

  • 読了

  • 写真論です。戦争写真などをどう見るか。大変読みやすかったです。結論的なことは言ってなかったような気がします。そこは読者に任せるという感じでした。ただ、本文中で引用されている写真の付録が欲しかったです。どんな写真か気になります。

    • lotosさん
      グーグルで探すと結構出てくる写真がありますよ!
      グーグルで探すと結構出てくる写真がありますよ!
      2010/07/31
  • 戦争の写真展なんかをよく見に行くのだが、はたして、戦争の写真というのは戦争抑止の効果があるのだろうかと、著者は問いかける。写真に限らず、テレビで流される映像も含めてだ。人は慣れるから、そういう映像を日常的に見ることによって帰って免疫がなくなるのではないか…と。戦場の兵士や難民の苦痛を写真や映像で理解しようとする僕らは間違っているのかもしれない。そんなものから他者の苦痛は理解できないし、平和も生まれないのかもしれない。それでも、伝え続ける事は必要な気がした。その手段は?

  • 辛辣です。

全39件中 31 - 39件を表示

著者プロフィール

1933年生まれ。20世紀アメリカを代表する批評家・小説家。著書に『私は生まれなおしている』、『反解釈』、『写真論』、『火山に恋して』、『良心の領界』など。2004年没。

「2018年 『ラディカルな意志のスタイルズ[完全版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スーザン・ソンタグの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×