- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641123625
作品紹介・あらすじ
人間はなぜ対立し合い、うまく協力できないのでしょうか?この問題は社会・国際問題から、日常生活まで、現代の大きな課題です。これらの問題を考えるための共通言語としてのゲーム理論の、基礎から最新の成果までを豊富な例を交えながら楽しくべるように工夫しました。
感想・レビュー・書評
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1795円購入2009-12-24
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180929 中央図書館 アルマシリーズとは思えないくらい数学っぽい。"
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA86855425
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ゲーム理論のレビューをしたいと思って読んだ本。トピックが網羅的にカバーされており、入門書としても最適。ゲーム理論を最初に学ぶにあたって1冊選べと言われたらこの本を勧める。
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ゲーム理論の硬派な入門書(その2)。数学はほとんど使用されていないため、社会人でも十分読める。
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まさかここで夏目漱石。
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ゲーム理論とは、社会や経済における複数の主体の相互依存する行動や意思決定を研究し、さらに、人間の行動をとおして、社会の成り立ちやあり様を研究する学問である(はしがき引用)。
この本では、フォンノイマン、モルゲンシュテルンが創り、ナッシュがナッシュ均衡という理論で発展させたゲーム理論を、とくにナッシュ均衡の視点から解説している。
ゲーム理論における人間のモデルは
1、合理的な人間、、人間はある明確な目標をもっていて、それを可能な限り実現しようとするという意味で目標志向的である。
2、理性的な人間は、、人間は、「もし自分が相手の立場だったら、こうするだろうな」と思いを巡らし、相手の立場にたってものごとを考えることのできる想像力と洞察力をもつ。
の二つを考慮しているらしく、まだ進化しているらしい。上記二つは数式で表せるのだろうか? -
近年邦書でもかなり充実してきたゲーム理論の学部向けテキストの中で、新たなスタンダートとなっていきそうな1冊だと思います。ゲーム理論の発展史にはじまり、 ゲーム理論を学ぶ上で避けては通れない期待効用理論、非協力ゲーム理論、協力/提携ゲーム理論、進化ゲーム理論、実験経済学とバランスよくカバーされており、安心して読み進めることができました。