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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641177123
感想・レビュー・書評
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国際政治学の初学者向け教科書。国際政治史や国際政治理論、対外政策決定過程、国際組織、新しい戦争など、現代国際政治に関係する広大な領域の事象に解説が付されている。国際政治の大枠をつかむのには最適であるが、専門性は低いといっていいだろう。この本でごく基本的な知識を仕入れ、各ユニットの終わりの文献案内で紹介されている本に読み進む、といった使い方がベストではなかろうか。また、ジョセフナイの国際紛争と同時に読み進めることをお勧めしたい。
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国際政治の理論を復習するために読んだ。コンパクトにまとまっていて分かりやすい。
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出来がいいとそれなりに評判の「つかむ」シリーズが、重鎮というよりも少し若めの学者が集まる形で、国際政治学でも出た。
これもまた他のシリーズと同様、バランスがいい。
あくまで初学者向けと言うことで記述は全体的に抑えめではありつつ、とにかく広範な議論をまとめようとする努力が見て取られる。
ただ議論を広げ過ぎて、各論的な本の後半部分においては記述が薄すぎて、一般常識で充分じゃないかと思えるものもちらほら。
少なくとも僕は途中で飽きた。